日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は続伸、ソフトバンクGが1銘柄で約36円分押し上げ
[21/07/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
13日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり195銘柄、値下がり26銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は続伸。223.04円高の28792.06円(出来高概算4億8062万株)で前場の取引を終えている。
週明け12日の米株式市場でNYダウは126ドル高(+0.36%)と続伸、ナスダック総合指数も0.21%高と続伸し、S&P500種株価指数を含めた主要株価3指数は揃って連日最高値を更新した。引き続き米長期金利の低下に一服感が見られたことが安心感を誘ったほか、企業の好決算を期待し、大手金融株など景気循環株に先回り買いが入った。また、シューマー上院院内総務がインフラ計画を巡る進展に楽観的な見解を示したことも追い風となった。こうした米株高を受けた本日の日経平均は、対ドルでの円高進行の一服感も支えに144.80円高の28713.82円でスタート。そのまま28852.31円(前日比+283.29円)まで上値を伸ばした。ただ、25日移動平均線が位置している28800円付近では戻り待ちの売り圧力もあり、その後はこう着を強める展開となった。
個別では、3-5月期決算が今週から終盤に入ってきており業績絡みが多数。決算がポジティブ視されたところでは、コスモス薬品<3349>、タマホーム<1419>、ライク<2462>がそれぞれ急伸し、デザインワン・ジャパン<6048>は値上がり率トップとなっている。また、クリエイトSD<3148>、コーナン商事<7516>なども大幅高。その他では、日銀が15-16日の金融政策決定会合において、金融機関の気候変動対応の投融資を促す新制度の骨格を決めるとの報道を受け、レノバ<9519>が急伸して上場来高値を更新、そのほか、イーレックス<9517>、テスホールディングス<5074>なども大幅に上昇している。証券会社のレーティング引き上げが観測されたアルバック<6728>や、6月の月次売上が好感されたMonotaRO<3064>も買われた。
一方、決算が物足りないとの評価につながったローツェ<6323>、インターアクション<7725>がそれぞれ大幅に下落。そのほか、前日のフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は大幅高だったものの、証券会社のレーティング引き下げを受けたレーザーテック<6920>、スクリン<7735>、アドバンテスト<6857>などは大きく売られた。
売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、レノバ、ファーストリテ<9983>、日立<6501>、SUMCO<3436>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、ルネサス<6723>、富士フイルム<4901>、日本郵船<9101>、INPEX<1605>などが大きく上昇。一方、レーザーテック、任天堂<7974>、東エレク<8035>、アドバンテスト、村田製<6981>、リクルートHD<6098>、スクリンなどが軟調。
セクターでは鉱業、海運業、保険業などが上昇率上位に並んでいる一方、陸運業、空運業、その他製品の3業種のみが下落となっている。東証1部の値上がり銘柄は全体の70%、対して値下がり銘柄は24%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約36円押し上げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ファナック<6954>、京セラ<6971>、中外製薬<4519>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、テルモ<4543>、スクリン<7735>、セコム<9735>がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28792.06(+223.04)
値上がり銘柄数 195(寄与度+260.21)
値下がり銘柄数 26(寄与度-37.17)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 7707 167 +36.08
<9983> ファーストリテ 81550 940 +33.85
<6954> ファナック 28110 575 +20.71
<6971> 京セラ 6935 102 +7.35
<4519> 中外薬 4297 59 +6.37
<6758> ソニー 11660 175 +6.30
<4901> 富士フイルム 8360 170 +6.12
<7733> オリンパス 2264 38 +5.47
<4523> エーザイ 10680 150 +5.40
<9433> KDDI 3517 25 +5.40
<6645> オムロン 9510 140 +5.04
<6724> エプソン 2015 58 +4.18
<6367> ダイキン 22135 110 +3.96
<8015> 豊通商 5340 100 +3.60
<4578> 大塚HD 4488 98 +3.53
<4568> 第一三共 2341.5 32.5 +3.51
<6762> TDK 13590 90 +3.24
<7267> ホンダ 3606 41 +2.95
<7951> ヤマハ 6130 80 +2.88
<4911> 資生堂 8073 73 +2.63
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 9550 -130 -9.36
<6098> リクルートHD 5679 -30 -3.24
<4543> テルモ 4391 -21 -3.02
<7735> スクリン 9890 -420 -3.02
<9735> セコム 8440 -81 -2.92
<2413> エムスリー 7776 -31 -2.68
<4151> 協和キリン 3920 -70 -2.52
<4503> アステラス薬 1907.5 -11 -1.98
<2801> キッコーマン 7060 -50 -1.80
<9064> ヤマトHD 3325 -45 -1.62
<8035> 東エレク 46670 -40 -1.44
<4452> 花王 6769 -33 -1.19
<9009> 京成 3610 -35 -0.63
<9022> JR東海 17055 -130 -0.47
<6504> 富士電機 5190 -40 -0.29
<3099> ミツコシイセタン 818 -5 -0.18
<5101> 浜ゴム 2275 -10 -0.18
<5301> 東海カ 1494 -4 -0.14
<9602> 東宝 4610 -30 -0.11
<9021> JR西日本 6492 -24 -0.09
<CS>
日経平均は続伸。223.04円高の28792.06円(出来高概算4億8062万株)で前場の取引を終えている。
週明け12日の米株式市場でNYダウは126ドル高(+0.36%)と続伸、ナスダック総合指数も0.21%高と続伸し、S&P500種株価指数を含めた主要株価3指数は揃って連日最高値を更新した。引き続き米長期金利の低下に一服感が見られたことが安心感を誘ったほか、企業の好決算を期待し、大手金融株など景気循環株に先回り買いが入った。また、シューマー上院院内総務がインフラ計画を巡る進展に楽観的な見解を示したことも追い風となった。こうした米株高を受けた本日の日経平均は、対ドルでの円高進行の一服感も支えに144.80円高の28713.82円でスタート。そのまま28852.31円(前日比+283.29円)まで上値を伸ばした。ただ、25日移動平均線が位置している28800円付近では戻り待ちの売り圧力もあり、その後はこう着を強める展開となった。
個別では、3-5月期決算が今週から終盤に入ってきており業績絡みが多数。決算がポジティブ視されたところでは、コスモス薬品<3349>、タマホーム<1419>、ライク<2462>がそれぞれ急伸し、デザインワン・ジャパン<6048>は値上がり率トップとなっている。また、クリエイトSD<3148>、コーナン商事<7516>なども大幅高。その他では、日銀が15-16日の金融政策決定会合において、金融機関の気候変動対応の投融資を促す新制度の骨格を決めるとの報道を受け、レノバ<9519>が急伸して上場来高値を更新、そのほか、イーレックス<9517>、テスホールディングス<5074>なども大幅に上昇している。証券会社のレーティング引き上げが観測されたアルバック<6728>や、6月の月次売上が好感されたMonotaRO<3064>も買われた。
一方、決算が物足りないとの評価につながったローツェ<6323>、インターアクション<7725>がそれぞれ大幅に下落。そのほか、前日のフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は大幅高だったものの、証券会社のレーティング引き下げを受けたレーザーテック<6920>、スクリン<7735>、アドバンテスト<6857>などは大きく売られた。
売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、レノバ、ファーストリテ<9983>、日立<6501>、SUMCO<3436>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、ルネサス<6723>、富士フイルム<4901>、日本郵船<9101>、INPEX<1605>などが大きく上昇。一方、レーザーテック、任天堂<7974>、東エレク<8035>、アドバンテスト、村田製<6981>、リクルートHD<6098>、スクリンなどが軟調。
セクターでは鉱業、海運業、保険業などが上昇率上位に並んでいる一方、陸運業、空運業、その他製品の3業種のみが下落となっている。東証1部の値上がり銘柄は全体の70%、対して値下がり銘柄は24%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約36円押し上げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ファナック<6954>、京セラ<6971>、中外製薬<4519>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約9円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、テルモ<4543>、スクリン<7735>、セコム<9735>がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28792.06(+223.04)
値上がり銘柄数 195(寄与度+260.21)
値下がり銘柄数 26(寄与度-37.17)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 7707 167 +36.08
<9983> ファーストリテ 81550 940 +33.85
<6954> ファナック 28110 575 +20.71
<6971> 京セラ 6935 102 +7.35
<4519> 中外薬 4297 59 +6.37
<6758> ソニー 11660 175 +6.30
<4901> 富士フイルム 8360 170 +6.12
<7733> オリンパス 2264 38 +5.47
<4523> エーザイ 10680 150 +5.40
<9433> KDDI 3517 25 +5.40
<6645> オムロン 9510 140 +5.04
<6724> エプソン 2015 58 +4.18
<6367> ダイキン 22135 110 +3.96
<8015> 豊通商 5340 100 +3.60
<4578> 大塚HD 4488 98 +3.53
<4568> 第一三共 2341.5 32.5 +3.51
<6762> TDK 13590 90 +3.24
<7267> ホンダ 3606 41 +2.95
<7951> ヤマハ 6130 80 +2.88
<4911> 資生堂 8073 73 +2.63
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 9550 -130 -9.36
<6098> リクルートHD 5679 -30 -3.24
<4543> テルモ 4391 -21 -3.02
<7735> スクリン 9890 -420 -3.02
<9735> セコム 8440 -81 -2.92
<2413> エムスリー 7776 -31 -2.68
<4151> 協和キリン 3920 -70 -2.52
<4503> アステラス薬 1907.5 -11 -1.98
<2801> キッコーマン 7060 -50 -1.80
<9064> ヤマトHD 3325 -45 -1.62
<8035> 東エレク 46670 -40 -1.44
<4452> 花王 6769 -33 -1.19
<9009> 京成 3610 -35 -0.63
<9022> JR東海 17055 -130 -0.47
<6504> 富士電機 5190 -40 -0.29
<3099> ミツコシイセタン 818 -5 -0.18
<5101> 浜ゴム 2275 -10 -0.18
<5301> 東海カ 1494 -4 -0.14
<9602> 東宝 4610 -30 -0.11
<9021> JR西日本 6492 -24 -0.09
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