川辺 Research Memo(2):ハンカチーフ、スカーフ・マフラー、フレグランスなど服飾雑貨の老舗専門商社
[21/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
川辺<8123>はハンカチーフ、スカーフ・マフラー、フレグランスなど身の回り品・服飾雑貨の製造卸売・小売を展開する老舗専門商社である。海外有名ブランドの百貨店向け卸売を主力として、バッグのハウスブランドを中心とする直営小売、新たな販路としてのEC通販も強化し、ファッションを先取りする「インターモード川辺」として多様な消費者ニーズに対応している。
1923年2月にハンカチーフ製造卸売業の川辺富造商店(東京日本橋橘町)として創業し、1964年9月に現在の川辺株式会社に商号変更した。1979年7月には日本証券業協会に株式を店頭登録(取引所合併等により、現 東京証券取引所JASDAQ上場)した。2023 年2月に創業100周年を迎える。
事業拠点は本社(東京都新宿区)、東京支店(東京都新宿区)、大阪支店(大阪市中央区)、福岡支店(福岡市中央区)、川辺今治センター(愛媛県今治市)である。業務効率化を図るため2021年1月に名古屋営業所を閉鎖した。
グループは同社、連結子会社のレインボーワールド(株)(秋田県能代市)、(株)ソルティー(東京都新宿区)、持分法適用会社の川辺(上海)商貿有限公司(中国・上海)で構成されている。レインボーワールドとソルティーは同社向けを中心とするハンカチーフ・スカーフ・雑貨等の製造、川辺(上海)商貿有限公司は中国におけるハンカチーフ・雑貨等の卸売を展開している。
なお第1位株主であった一広がTOBを実施し、2021年1月29日付で一広の議決権所有割合が55.0%となり、一広が同社の親会社となった。第2位株主であった伊藤忠商事<8001>の議決権所有割合は2.91%に低下した。
一広はタオル製造販売の大手で、タオル美術館グループの中核会社である。親会社となった一広との連携を強化して、商品アイテムの拡充や販路の相互利用などシナジー創出を目指す。伊藤忠商事とは主にライセンスビジネスとフレグランスの輸入代行の取引がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<NB>
川辺<8123>はハンカチーフ、スカーフ・マフラー、フレグランスなど身の回り品・服飾雑貨の製造卸売・小売を展開する老舗専門商社である。海外有名ブランドの百貨店向け卸売を主力として、バッグのハウスブランドを中心とする直営小売、新たな販路としてのEC通販も強化し、ファッションを先取りする「インターモード川辺」として多様な消費者ニーズに対応している。
1923年2月にハンカチーフ製造卸売業の川辺富造商店(東京日本橋橘町)として創業し、1964年9月に現在の川辺株式会社に商号変更した。1979年7月には日本証券業協会に株式を店頭登録(取引所合併等により、現 東京証券取引所JASDAQ上場)した。2023 年2月に創業100周年を迎える。
事業拠点は本社(東京都新宿区)、東京支店(東京都新宿区)、大阪支店(大阪市中央区)、福岡支店(福岡市中央区)、川辺今治センター(愛媛県今治市)である。業務効率化を図るため2021年1月に名古屋営業所を閉鎖した。
グループは同社、連結子会社のレインボーワールド(株)(秋田県能代市)、(株)ソルティー(東京都新宿区)、持分法適用会社の川辺(上海)商貿有限公司(中国・上海)で構成されている。レインボーワールドとソルティーは同社向けを中心とするハンカチーフ・スカーフ・雑貨等の製造、川辺(上海)商貿有限公司は中国におけるハンカチーフ・雑貨等の卸売を展開している。
なお第1位株主であった一広がTOBを実施し、2021年1月29日付で一広の議決権所有割合が55.0%となり、一広が同社の親会社となった。第2位株主であった伊藤忠商事<8001>の議決権所有割合は2.91%に低下した。
一広はタオル製造販売の大手で、タオル美術館グループの中核会社である。親会社となった一広との連携を強化して、商品アイテムの拡充や販路の相互利用などシナジー創出を目指す。伊藤忠商事とは主にライセンスビジネスとフレグランスの輸入代行の取引がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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