コニシ---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、全セグメントの営業利益が増加
[21/08/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
コニシ<4956>は7月30日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.3%増の259.96億円、営業利益が同52.8%増の15.54億円、経常利益が同51.9%増の16.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同75.3%増の11.58億円となった。
ボンドの売上高は前年同期比9.5%増の146.47億円、営業利益は同52.2%増の10.52億円となった。一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに低調に推移し売上は減少した。住関連分野においては、新設住宅着工戸数が回復し、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加した。産業資材分野においては、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤など、全体的に好調に推移し売上は大きく増加した。建築分野においては、前年同期に新型コロナウイルス感染症の影響で各工事が中断した反動もあり、建築補修用に使用する材料、建築用シーリング材の売上は増加した。土木分野においては、表面保護・はく落防止工法が低調に推移し、売上は減少した。
化成品の売上高は同25.5%増の77.23億円、営業利益は同208.1%増の2.43億円となった。化学工業分野においては、樹脂原料の販売は好調だったが、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で大きく減少し、売上は前年同期並みとなった。自動車分野においては、前年同期における新型コロナウイルス感染症の著しい影響の反動で、車載電子部品に使用される商材の売上は大きく増加した。また、電子電機分野、塗料分野においても、売上は増加した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサ用商材が好調に推移し、売上は大きく増加した。
工事事業の売上高は同9.9%減の35.80億円、営業利益は同13.1%増の2.22億円となった。土木建設工事事業においては、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注は堅調に推移したが、工事の進捗の遅れ等により、売上は減少した。
その他の事業となる不動産賃貸業の売上高は同28.4%減の0.45億円、営業利益は同36.4%減の0.30億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大による今後の影響を算定することが非常に困難な状況のため、現時点では期初計画を据え置いている。
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ボンドの売上高は前年同期比9.5%増の146.47億円、営業利益は同52.2%増の10.52億円となった。一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに低調に推移し売上は減少した。住関連分野においては、新設住宅着工戸数が回復し、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加した。産業資材分野においては、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤など、全体的に好調に推移し売上は大きく増加した。建築分野においては、前年同期に新型コロナウイルス感染症の影響で各工事が中断した反動もあり、建築補修用に使用する材料、建築用シーリング材の売上は増加した。土木分野においては、表面保護・はく落防止工法が低調に推移し、売上は減少した。
化成品の売上高は同25.5%増の77.23億円、営業利益は同208.1%増の2.43億円となった。化学工業分野においては、樹脂原料の販売は好調だったが、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で大きく減少し、売上は前年同期並みとなった。自動車分野においては、前年同期における新型コロナウイルス感染症の著しい影響の反動で、車載電子部品に使用される商材の売上は大きく増加した。また、電子電機分野、塗料分野においても、売上は増加した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材およびコンデンサ用商材が好調に推移し、売上は大きく増加した。
工事事業の売上高は同9.9%減の35.80億円、営業利益は同13.1%増の2.22億円となった。土木建設工事事業においては、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注は堅調に推移したが、工事の進捗の遅れ等により、売上は減少した。
その他の事業となる不動産賃貸業の売上高は同28.4%減の0.45億円、営業利益は同36.4%減の0.30億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大による今後の影響を算定することが非常に困難な状況のため、現時点では期初計画を据え置いている。
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