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テンポイノベーション---1Q決算は増収増益、営業利益は前年同期比222%と大幅増

注目トピックス 日本株
テンポイノベーション<3484>は3日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)の決算を発表した。売上高が前年同期比14.1%増の27.43億円、営業利益が同121.9%増の2.23億円、経常利益が同114.2%増の2.34億円、四半期純利益が同119.9%増の1.59億円。コロナ禍においても増収増益を達成した。特に利益面においては、営業利益以下の各段階利益で前年同期比200%超の大幅増となった。

店舗転貸借事業は、新型コロナの影響を受けながらも転貸借物件数が前事業年度末比50件増の1,756件となり、売上高24.53億円(前年同期比2.4%増)となった。営業利益は1.80億円(同79.7%増)であったが、これは成約数の回復に伴うイニシャル収入の増加と、新型コロナに起因した仕入物件の解約費用がなくなった影響等によるものだという。

不動産売買事業は、店舗転貸借事業を更に推進する為、不動産業者との関係強化を目的として、店舗不動産の仕入販売や建築販売を実施している。1Qにおいては新型コロナの影響により市場が不活発化する中で、情報収集と顧客開拓に注力し、1物件を売却、2物件を取得している。その結果、売上高2.90億円(前年同期9,810千円)、営業利益0.43億円(同562千円)となった。

2022年3月期の業績予想については、5月公表のものから変更なく、売上高113.34億円(前期比9.6%増)、営業利益8.14億円(前期比11.3%増)、経常利益8.70億円(前期比3.4%増)、当期純利益5.95億円(前期比3.4%増)。新型コロナの収束時期は不透明としながらも、コロナ禍における飲食店経営者のニーズに合致した物件仕入れと、優良店舗物件の仕入れ機会増への積極的な対応を行う方針という。
なお、配当は経営基盤を強化しつつ、安定的に実施していくことを基本方針としているが、2022年3月期の配当予想は現時点で未定としている。





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