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新晃工業---1Q増収、アジアでの売上高が大幅に増加

注目トピックス 日本株
新晃工業<6458>は5日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.4%増の78.90億円、営業利益が同10.8%減の5.89億円、経常利益が同14.8%減の6.94億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.4%減の5.47億円となった。

日本の売上高は前年同期比2.8%増の67.96億円、セグメント利益(営業利益)は同10.3%減の7.37億円となった。需要の端境期に感染症の影響が重なり、市場競争は激しさを増している。空調機器販売が伸び悩む中、ビル管理事業の業績回復および収益認識に関する会計基準等の適用等により、売上高は増収となった。一方、利益面においては、空調機市場の落ち込みによる価格競争激化の影響が大きく減益となった。

アジアの売上高は前年同期比79.9%増の10.96億円、セグメント損失(営業損失)は1.61億円(前年同期は1.70億円の損失)となった。中国では、国内外の感染の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要はあるものの、景気は緩やかに回復している。そうした中、計画段階から提案を進めている高機能型AHUを中心に販売を伸ばし、売上高は増収となった。利益面においては、価格競争の激化と材料費の高騰から損失となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.9%増の415.00億円、営業利益が同20.8%減の52.00億円、経常利益が同20.0%減の56.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.3%減の38.00億円とする期初計画を据え置いている。




<EY>

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