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ダイコク電機---1Qは増収・各利益は黒字転換、情報システム事業が順調に推移

注目トピックス 日本株
ダイコク電機<6430>は13日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.8%増の53.63億円、営業利益が3.75億円(前年同期は3.21億円の損失)、経常利益が3.98億円(同2.77億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.64億円(同2.11億円の損失)となった。当第1四半期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。

情報システム事業の売上高は前年同期比5.5%増の43.43億円、セグメント利益は同309.8%増の6.43億円となった。2021年3月に実施したパチンコホール経営企業向け「Webセミナー」におけるパチンコ新規則機の具体的な管理手法の提案等を契機として、AIホールコンピュータ「X(カイ)」のシステムアップ件数や、「遊タイム」機の情報をファンに分かりやすく伝える情報公開端末「REVOLA」や「IL-X3」の販売が前年同期を上回り、順調に推移した。

制御システム事業の売上高は前年同期比15.6%減の10.22億円、セグメント利益は1.05億円(前年同期は0.72億円の損失)となった。遊技機市場を取り巻く環境がいまだ不安定な状況にあり、パチンコ機向け制御ユニットにおいては大型タイトル向けの販売があり前年同期を上回ったが、表示ユニット及び部品販売は前年同期を下回る結果となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.4%増の260.00億円、営業利益が同40.0%増の8.50億円、経常利益が同1.3%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.1%増の6.50億円とする期初計画を据え置いている。なお、当第1四半期より表示方法の変更を行ったため、増減率については、当該表示方法の変更を反映した組替え後の前年同期数値を用いて算出している。




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