オークファン---3Qは2ケタ増収増益、インキュベーション事業が好調を維持
[21/08/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
オークファン<3674>は13日、2021年9月期第3四半期(20年10月-21年6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比26.1%増の64.14億円、営業利益は同11.7%増の6.88億円、経常利益は同12.7%増の6.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同23.1%増の4.06億円となった。
在庫価値ソリューション事業の売上高は前年同期比7.5%減の13.53億円、営業利益は同12.6%減の2.47億円となった。主なサービスは、同社が保有する流通相場データを活用した「aucfan.com(オークファンドットコム)」となり、主たる収益源は有料課金収入となっている。そのほか、EC販売支援サービス「タテンポガイド」の提供、2021年2月には、専門知識がなくても直感的に操作できるRPAツール「オークファンロボ」の提供を新たに開始した。また、小売業の経営課題を解決する在庫管理AIソリューション「zaicoban(ざいこばん)」は、ターゲットとする大手企業への導入にリードタイムを要し売上見込が遅延し、強みである中小・SMB向けに活用する戦略に変更した。
商品流通プラットフォーム事業の売上高は前年同期比21.1%増の37.87億円、営業利益は71.1%減の0.55億円となった。主なサービスとして、BtoB卸モール「NETSEA(ネッシー)」、滞留在庫・返品・型落ち品などの流動化支援を行う「リバリューBtoBモール」及びBtoCの寄付型ショッピングサイト「Otameshi(オタメシ)」、副業・複業として物販ビジネスを行なう事業主を対象とするスクール形式の副業支援サービス「good sellers(グッドセラーズ)」がある。主たる収益源は、流通手数料収入・商品販売収入及び有料課金収入となる。「NETSEA」及び「リバリューBtoBモール」を中心として、流通量・利用者の増加が好調に推移しているが、さらなる「NETSEA」の流通額最大化をねらい、営業・開発体制の強化及び積極的なプロモーションを実施した。
インキュベーション事業の売上高は前年同期比130.7%増の14.00億円、営業利益は同64.4%増の6.69億円となった。営業投資有価証券の売却、投資先企業へのコンサルティング及び新規事業の開発等を実施し、第1四半期には前期に引き続き大型の営業投資有価証券の一部売却を行うとともに、第2四半期及び第3四半期において、不透明な経済情勢を踏まえ一部の営業投資有価証券については保守的に評価損を計上している。また、第3四半期に将来成長の基盤となる新規事業の開発を行う部門を設置した。
2021年9月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比2.9%増(前回予想比25.7%減)の81.00億円、営業利益は同23.3%減(同51.5%減)の6.30億円、経常利益は同38.2%減(同60.0%減)の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同65.0%減(同81.2%減)の1.50億円としている。
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在庫価値ソリューション事業の売上高は前年同期比7.5%減の13.53億円、営業利益は同12.6%減の2.47億円となった。主なサービスは、同社が保有する流通相場データを活用した「aucfan.com(オークファンドットコム)」となり、主たる収益源は有料課金収入となっている。そのほか、EC販売支援サービス「タテンポガイド」の提供、2021年2月には、専門知識がなくても直感的に操作できるRPAツール「オークファンロボ」の提供を新たに開始した。また、小売業の経営課題を解決する在庫管理AIソリューション「zaicoban(ざいこばん)」は、ターゲットとする大手企業への導入にリードタイムを要し売上見込が遅延し、強みである中小・SMB向けに活用する戦略に変更した。
商品流通プラットフォーム事業の売上高は前年同期比21.1%増の37.87億円、営業利益は71.1%減の0.55億円となった。主なサービスとして、BtoB卸モール「NETSEA(ネッシー)」、滞留在庫・返品・型落ち品などの流動化支援を行う「リバリューBtoBモール」及びBtoCの寄付型ショッピングサイト「Otameshi(オタメシ)」、副業・複業として物販ビジネスを行なう事業主を対象とするスクール形式の副業支援サービス「good sellers(グッドセラーズ)」がある。主たる収益源は、流通手数料収入・商品販売収入及び有料課金収入となる。「NETSEA」及び「リバリューBtoBモール」を中心として、流通量・利用者の増加が好調に推移しているが、さらなる「NETSEA」の流通額最大化をねらい、営業・開発体制の強化及び積極的なプロモーションを実施した。
インキュベーション事業の売上高は前年同期比130.7%増の14.00億円、営業利益は同64.4%増の6.69億円となった。営業投資有価証券の売却、投資先企業へのコンサルティング及び新規事業の開発等を実施し、第1四半期には前期に引き続き大型の営業投資有価証券の一部売却を行うとともに、第2四半期及び第3四半期において、不透明な経済情勢を踏まえ一部の営業投資有価証券については保守的に評価損を計上している。また、第3四半期に将来成長の基盤となる新規事業の開発を行う部門を設置した。
2021年9月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比2.9%増(前回予想比25.7%減)の81.00億円、営業利益は同23.3%減(同51.5%減)の6.30億円、経常利益は同38.2%減(同60.0%減)の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同65.0%減(同81.2%減)の1.50億円としている。
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