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城南進研 Research Memo(6):収益悪化により自己資本比率は50%を割れるが、今後は改善に向かう見通し

注目トピックス 日本株
■業績の動向

3. 財務状況
城南進学研究社<4720>の2021年3月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比680百万円減少の5,883百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では収益の悪化や配当金支出、新規連結子会社の株式取得等により、現金及び預金が530百万円減少し、固定資産ではのれんが49百万円増加した一方で、有形固定資産が263百万円、敷金及び保証金が44百万円それぞれ減少した。

負債合計は前期末比425百万円増加の3,048百万円となった。未払法人税等が68百万円、リース負債が60百万円それぞれ減少した一方で、有利子負債が833百万円増加した。また、純資産合計は前期末比1,105百万円減少の2,835百万円となった。親会社株主に帰属する当期純損失1,056百万円の計上と配当金83百万円の支出により、利益剰余金が減少した。

経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の60.0%から48.2%に低下し、有利子負債比率は同1.0%から30.7%に上昇した。収益悪化に伴い純資産が減少したことに加え、コロナ禍で先行きの不透明感が続くなか、手元キャッシュを厚めにしておく必要があると判断し、金融機関からの借入を実施したことが要因だ。同社では事業構造改革の実行により固定費の削減に取り組んでおり、2022年3月期は4期ぶりの営業黒字化が見込める状況になっている。会社計画通り収益が改善すれば、財務体質も改善に向かうものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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