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新興市場銘柄ダイジェスト:ビジョナルは大幅反発、フロンティアIがストップ高

注目トピックス 日本株
<2484> 出前館 1956 +149
大幅続伸。第三者割当で新株3938万2500株を発行すると発表している。割当先はZホールディングス<4689>と韓国IT企業のNAVER Corporation。また、海外募集で新株1605万3900株を発行するとともに自社株324万株を処分する。募集後の持株比率はZHDが16.14%(第2位株主)、NAVERが11.81%(第4位株主)。約800億円を調達し、650億円をマーケティング費用に、100億円をシステム強化・開発に、50億円を配達員増強に充てる。

<7050> フロンティアI 2192 +400
ストップ高。22年4月期第2四半期累計(21年5-10月)の営業利益予想を前年同期比3.7倍の11.00億円の黒字と発表している。新型コロナウイルスのワクチン接種率が高まり、経済活動の制限が緩和されると見込む。通期予想は非開示。第1四半期(21年5-7月)は2.57億円の黒字(前年同期実績は1.94億円の赤字)で着地した。デジタルでのイベント配信やオンライン案件が好調だったほか、国際的スポーツイベント案件の受注獲得が寄与した。

<4194> ビジョナル 6520 +660
大幅反発。22年7月期の営業利益予想を前期比12.7%増の26.70億円と発表している。プロフェッショナル領域の採用支援市場の回復を背景に転職サイトのビズリーチ事業が伸長すると見込む。人事システムのHRMOS事業も顧客開拓・機能拡充で上向くと予想する。同時に発表した21年7月期の営業利益は同8.3%増の23.68億円で着地した。ビズリーチ事業が堅調に推移し、増益を確保した。

<9425> 日本テレホン 417 -43
大幅に反落。22年4月期第1四半期(21年5-7月)の営業損益を0.30億円の赤字(前年同期は0.07億円の赤字)と発表している。リユース関連事業や移動体通信関連事業の堅調で売上高は前期比7.2%増の10.19億円となったものの、販管費が16.5%増の2.07億円に膨らんだことが響いた。通期予想は前期比7.6%増の0.90億円の黒字で据え置いたが、第1四半期の赤字拡大が嫌気され、売り優勢となっている。

<7126> タンゴヤ 1567 +125
大幅に3日続伸。22年7月期の営業利益予想を4.11億円と発表している。収益認識に関する会計基準の適用を開始するため、前期比増減率は非開示。好条件な立地へ出店やオーダーアイテムの充実などを推進する。年間配当予想は未定。適用前となる21年7月期の営業利益は売上総利益の改善を受けて前期比59.6%増の3.09億円で着地し、期末配当を従来予想の15.71円から19.00円(前期末実績は14.00円)に増額修正した。年間配当は同額。

<3988> SYSHD 1345 +13
年初来高値。22年1月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割するほか、8000株(0.12億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数に対する割合は0.3%。取得期間は14日-10月22日。また、ソフトウェア開発のスレッドアンドハーフ(東京都千代田区)の全株式を取得し、子会社化する。22年7月期の営業利益予想は前期比10.0%増の4.20億円。21年7月期の営業利益は10.8%増の3.81億円だった。

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