エイシアンスタ Research Memo(5):自己資本比率とD/Eレシオが改善し財務基盤の安定感が増す
[21/09/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ASIAN STAR<8946>の2021年12月期第2四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比574百万円減少の2,998百万円となった。主な要因は、販売用不動産に計上されていた板橋区一棟マンションの売却によるもの。流動資産は現金及び預金が394百万円減少し、受取手形及び売掛金が44百万円増加した。固定資産は投資不動産が625百万円減少した。主な要因は販売用不動産への振替によるもので、下期も所有物件の売却による益出しを行っていくものと考えられる。
負債合計は前期末比635百万円減少の1,322百万円となった。主な要因は有利子負債が470百万円、未払金が146百万円それぞれ減少したことによるもの。また、純資産は前期末比60百万円増加の1,675百万円となった。主に親会社株主に帰属する四半期純利益38百万円の計上によるもの。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の45.2%から55.9%に大幅に上昇し、有利子負債の減少によりD/Eレシオが同0.59倍から0.29倍に低下し、財務基盤は改善傾向となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 大川 勇一郎)
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3. 財務状況と経営指標
ASIAN STAR<8946>の2021年12月期第2四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比574百万円減少の2,998百万円となった。主な要因は、販売用不動産に計上されていた板橋区一棟マンションの売却によるもの。流動資産は現金及び預金が394百万円減少し、受取手形及び売掛金が44百万円増加した。固定資産は投資不動産が625百万円減少した。主な要因は販売用不動産への振替によるもので、下期も所有物件の売却による益出しを行っていくものと考えられる。
負債合計は前期末比635百万円減少の1,322百万円となった。主な要因は有利子負債が470百万円、未払金が146百万円それぞれ減少したことによるもの。また、純資産は前期末比60百万円増加の1,675百万円となった。主に親会社株主に帰属する四半期純利益38百万円の計上によるもの。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の45.2%から55.9%に大幅に上昇し、有利子負債の減少によりD/Eレシオが同0.59倍から0.29倍に低下し、財務基盤は改善傾向となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 大川 勇一郎)
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