システムサポート Research Memo(5):財務内容は健全、営業利益率は上昇基調が続く
[21/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
システムサポート<4396>の2021年6月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比714百万円増加の6,662百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では事業の拡大に伴い現金及び預金が310百万円、受取手形及び売掛金が371百万円それぞれ増加した。また、固定資産では有形固定資産が27百万円増加した。
負債合計は前期末比129百万円増加の3,669百万円となった。有利子負債が62百万円減少した一方で、買掛金が178百万円、未払法人税等が27百万円、未払金が27百万円それぞれ増加した。純資産合計は前期末比585百万円増加の2,993百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び配当金支出等により、利益剰余金が573百万円増加した。
経営指標について見ると、自己資本比率は収益の拡大に伴って前期末の40.5%から44.9%に上昇し、一方で、有利子負債比率は42.1%から31.8%に低下するなど、財務の健全性についてはここ数年でも大きく向上したと言える。ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は1,744百万円の黒字と、2期前の水準から2.4倍に積み上がっており、財務基盤の強化が進んでいる。
収益性について見れば、売上高営業利益率は2018年6月期の4.0%から2021年6月期は6.5%と上昇傾向が続いている。社内でプロジェクト管理を行い不採算プロジェクトがほぼない状態が続いているほか、高利益率の案件が増加していることが上昇要因となっている。ROAやROEについても10%以上と高い収益性を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<AS>
3. 財務状況と経営指標
システムサポート<4396>の2021年6月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比714百万円増加の6,662百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では事業の拡大に伴い現金及び預金が310百万円、受取手形及び売掛金が371百万円それぞれ増加した。また、固定資産では有形固定資産が27百万円増加した。
負債合計は前期末比129百万円増加の3,669百万円となった。有利子負債が62百万円減少した一方で、買掛金が178百万円、未払法人税等が27百万円、未払金が27百万円それぞれ増加した。純資産合計は前期末比585百万円増加の2,993百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び配当金支出等により、利益剰余金が573百万円増加した。
経営指標について見ると、自己資本比率は収益の拡大に伴って前期末の40.5%から44.9%に上昇し、一方で、有利子負債比率は42.1%から31.8%に低下するなど、財務の健全性についてはここ数年でも大きく向上したと言える。ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は1,744百万円の黒字と、2期前の水準から2.4倍に積み上がっており、財務基盤の強化が進んでいる。
収益性について見れば、売上高営業利益率は2018年6月期の4.0%から2021年6月期は6.5%と上昇傾向が続いている。社内でプロジェクト管理を行い不採算プロジェクトがほぼない状態が続いているほか、高利益率の案件が増加していることが上昇要因となっている。ROAやROEについても10%以上と高い収益性を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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