サイバネット Research Memo(7):コアビジネス並びにDX事業の拡大等により成長を目指す(1)
[21/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■中期経営計画
1. 中期経営計画の概要
サイバネットシステム<4312>は2023年12月期までの3ヶ年の中期経営計画を2021年2月に発表した。ビジョンとして、「技術とアイデアで、社会にサステナビリティとサプライズを。」、ビジョンを実現していくためのミッションとして、「想像を超える、創造力で、課題のブレイクスルーを導く。」を新たに策定した。また、中長期基本方針として、シミュレーションのリーディングカンパニーとして成長を続けていくため、「シミュレーションで社会のために貢献」「グローバル企業への成長」「ダイバーシティの推進、人材育成強化」の3点に取り組んでいく。
従来、シミュレーション技術はものづくりを支援するエンジニアリングのために主に活用されてきたが、ここ最近は人々の生活や健康、自然環境など社会全体に活用領域が広がりつつあり、こうした領域も含めてソリューションを提案していく。また、グローバル企業として成長していくため、中国を中心としたアジア市場において日本で培ってきたソリューションビジネスを展開し、代理店ビジネスを拡大していくほか、自社グループ製品の拡販に取り組んでいく。また、ビジョンやミッションを実現していくため、人材育成や組織力の強化、ダイバーシティの推進についても継続的に取り組んでいく方針だ。
成長戦略として、CAEソリューションサービス事業では、1)コアビジネスの拡大、2)DX事業の拡大、3)シミュレーション活用領域の拡大、の3点を掲げ、またITソリューションサービス事業ではクラウド・セキュリティ事業の強化に取り組んでいく。なお、2022年12月期以降の業績計画に関しては、Synopsysとの代理店契約を解消した影響も勘案し、2022年2月に改めて方向性を発表することにしている。当初の計画では、2023年12月期に売上高260億円、営業利益率12%を目標に掲げていた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 中期経営計画の概要
サイバネットシステム<4312>は2023年12月期までの3ヶ年の中期経営計画を2021年2月に発表した。ビジョンとして、「技術とアイデアで、社会にサステナビリティとサプライズを。」、ビジョンを実現していくためのミッションとして、「想像を超える、創造力で、課題のブレイクスルーを導く。」を新たに策定した。また、中長期基本方針として、シミュレーションのリーディングカンパニーとして成長を続けていくため、「シミュレーションで社会のために貢献」「グローバル企業への成長」「ダイバーシティの推進、人材育成強化」の3点に取り組んでいく。
従来、シミュレーション技術はものづくりを支援するエンジニアリングのために主に活用されてきたが、ここ最近は人々の生活や健康、自然環境など社会全体に活用領域が広がりつつあり、こうした領域も含めてソリューションを提案していく。また、グローバル企業として成長していくため、中国を中心としたアジア市場において日本で培ってきたソリューションビジネスを展開し、代理店ビジネスを拡大していくほか、自社グループ製品の拡販に取り組んでいく。また、ビジョンやミッションを実現していくため、人材育成や組織力の強化、ダイバーシティの推進についても継続的に取り組んでいく方針だ。
成長戦略として、CAEソリューションサービス事業では、1)コアビジネスの拡大、2)DX事業の拡大、3)シミュレーション活用領域の拡大、の3点を掲げ、またITソリューションサービス事業ではクラウド・セキュリティ事業の強化に取り組んでいく。なお、2022年12月期以降の業績計画に関しては、Synopsysとの代理店契約を解消した影響も勘案し、2022年2月に改めて方向性を発表することにしている。当初の計画では、2023年12月期に売上高260億円、営業利益率12%を目標に掲げていた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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