サンコーテクノ---2Q営業利益は13.2%増、ファスニング事業が堅調に推移
[21/11/08]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
サンコーテクノ<3435>は5日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%減の84.82億円、営業利益が同13.2%増の7.50億円、経常利益が同12.8%増の7.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.8%増の5.21億円となった。「収益認識に関する会計基準」等を第1四半期の期首から適用しているが、同社グループへの影響は軽微であるため、2021年3月期第2四半期に係る各数値については変更ないものとして算出した増減率を公表している。
ファスニング事業の売上高は前年同期比1.4%増の64.08億円、セグメント利益は同18.2%増の9.06億円となった。各種設備工事等の需要は、民間工事・公共工事ともに前年を上回る水準で推移し、全体としての需要は少しずつではあるが、回復の傾向が見られる。これに伴い、同社の主力製品である、あと施工アンカーの販売は堅調に推移した。また、完成工事高が減少した一方、ドリル・ファスナー製品の販売が増加し、総じて堅調な推移となった。
機能材事業の売上高は前年同期比6.7%減の20.74億円、セグメント利益は同10.5%減の2.61億円となった。電動油圧工具関連の販売が、海外販売の回復もあり、堅調に推移した。また、電子基板関連、FRPシート関連及びアルコール検知器関連の販売が増加した一方、包装・物流機器関連の販売は減少した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の183.50億円、営業利益が同3.0%増の15.20億円、経常利益が同2.6%増の15.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%減の10.20億円とする期初計画を据え置いている。
<ST>
ファスニング事業の売上高は前年同期比1.4%増の64.08億円、セグメント利益は同18.2%増の9.06億円となった。各種設備工事等の需要は、民間工事・公共工事ともに前年を上回る水準で推移し、全体としての需要は少しずつではあるが、回復の傾向が見られる。これに伴い、同社の主力製品である、あと施工アンカーの販売は堅調に推移した。また、完成工事高が減少した一方、ドリル・ファスナー製品の販売が増加し、総じて堅調な推移となった。
機能材事業の売上高は前年同期比6.7%減の20.74億円、セグメント利益は同10.5%減の2.61億円となった。電動油圧工具関連の販売が、海外販売の回復もあり、堅調に推移した。また、電子基板関連、FRPシート関連及びアルコール検知器関連の販売が増加した一方、包装・物流機器関連の販売は減少した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の183.50億円、営業利益が同3.0%増の15.20億円、経常利益が同2.6%増の15.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%減の10.20億円とする期初計画を据え置いている。
<ST>