イード---1Qは大幅な営業増益、コンテンツマーケティングプラットフォーム事業が堅調に推移
[21/11/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
イード<6038>は12日、2022年6月期第1四半期(21年7月〜9月)連結決算を発表した。売上高が12.74億円、営業利益が前年同期比102.6%増の1.27億円、経常利益が同85.2%増の1.19億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.5%減の0.95億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期の期首から適用しており、売上高は対前年同期増減率を記載していない。
コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(CMP事業)の売上高は10.97億円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比32.3%増の0.86億円となった。広告需要は比較的安定的に推移した。当連結会計年度の月間平均(2021年7月から9月の3ヶ月平均)UU数は55,482千UU/月となり、前連結会計年度の月間平均(2020年7月から2021年6月の12ヶ月平均)UU数54,333千UU/月から2.1%増加、前年同期の月間平均(2020年7月から9月の3ヶ月平均)UU数51,775千UU/月から7.2%増加し、ネット広告売上は、3.75億円となった。また当第1四半期において、主に複数のECショップを管理する「TEMPOSTAR」を運営するSAVAWAYの全株式取得により連結の範囲に含めたことで、システム売上は同95.0%増の1.65億円と大きく増加した。一方で、データ・コンテンツ提供売上は、4.22億円となり、前第3四半期より絵本ナビが連結から外れたことにより前年同期を下回ったが、「巣ごもり消費」から始まったEC利用は定着化してきている。出版ビジネス売上は、同16.8%減の1.40億円となり前連結会計年度の「巣ごもり生活」等による需要増も一巡し、前年同期を下回る水準となった。
コンテンツマーケティングソリューション事業(CMS事業)の売上高は前年同期比19.3%増の1.76億円、セグメント利益は0.41億円(前年同期は0.02億円の損失)となった。リサーチソリューションでは、新型コロナウイルス感染症の影響からは概ね脱し、前年同期と比較して売上高、営業利益ともに回復している。また、ECソリューションも、粗利率の高い大型案件の受注が重なり、前年同期比で売上高、営業利益ともに大きく増加した。
2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高が57.00億円、営業利益が前期比16.6%増の5.30億円、経常利益が同14.2%増の5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.7%減の3.50億円とする期初計画を据え置いている。収益認識会計基準等を当第1四半期の期首から適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の数値となっており、売上高については対前期増減率を記載していない。
また同社は、同日開催の取締役会で2022年4月4日に移行が予定されている新市場区分について、「グロース市場」を選択することを決議した発表した。
<NB>
コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(CMP事業)の売上高は10.97億円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比32.3%増の0.86億円となった。広告需要は比較的安定的に推移した。当連結会計年度の月間平均(2021年7月から9月の3ヶ月平均)UU数は55,482千UU/月となり、前連結会計年度の月間平均(2020年7月から2021年6月の12ヶ月平均)UU数54,333千UU/月から2.1%増加、前年同期の月間平均(2020年7月から9月の3ヶ月平均)UU数51,775千UU/月から7.2%増加し、ネット広告売上は、3.75億円となった。また当第1四半期において、主に複数のECショップを管理する「TEMPOSTAR」を運営するSAVAWAYの全株式取得により連結の範囲に含めたことで、システム売上は同95.0%増の1.65億円と大きく増加した。一方で、データ・コンテンツ提供売上は、4.22億円となり、前第3四半期より絵本ナビが連結から外れたことにより前年同期を下回ったが、「巣ごもり消費」から始まったEC利用は定着化してきている。出版ビジネス売上は、同16.8%減の1.40億円となり前連結会計年度の「巣ごもり生活」等による需要増も一巡し、前年同期を下回る水準となった。
コンテンツマーケティングソリューション事業(CMS事業)の売上高は前年同期比19.3%増の1.76億円、セグメント利益は0.41億円(前年同期は0.02億円の損失)となった。リサーチソリューションでは、新型コロナウイルス感染症の影響からは概ね脱し、前年同期と比較して売上高、営業利益ともに回復している。また、ECソリューションも、粗利率の高い大型案件の受注が重なり、前年同期比で売上高、営業利益ともに大きく増加した。
2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高が57.00億円、営業利益が前期比16.6%増の5.30億円、経常利益が同14.2%増の5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.7%減の3.50億円とする期初計画を据え置いている。収益認識会計基準等を当第1四半期の期首から適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の数値となっており、売上高については対前期増減率を記載していない。
また同社は、同日開催の取締役会で2022年4月4日に移行が予定されている新市場区分について、「グロース市場」を選択することを決議した発表した。
<NB>