森六ホールディングス---2Qは2ケタ経常増益、ケミカル事業が堅調に推移
[21/11/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
森六ホールディングス<4249>は12日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が629.84億円、営業利益が前年同期比47.9%減の9.53億円、経常利益が同12.6%増の11.55億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が24.19億円(前年同期は14.72億円の損失)となった。「収益認識に関する会計基準」等を第1四半期の期首から適用しており、2022年3月期第1四半期の売上高については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載していない。
樹脂加工製品事業の売上高は496.93億円、営業利益は前年同期比92.7%減の1.10億円となった。中国およびアジアでは、半導体不足の影響もあったが、前年同期に比べて主要顧客の生産台数は回復した。一方、日本および北米では、半導体や部品供給不足等の影響を受け、生産台数は前年同期を下回って推移した。営業利益は、生産回復による増販効果があったものの、半導体不足の長期化による自動車減産により、前年同期比で減益となった。
ケミカル事業の売上高は132.91億円、営業利益は前年同期比132.7%増の9.17億円となった。原材料価格の上昇と需要の回復基調が継続し、ファインケミカルや生活材料分野を中心に、売上は堅調に推移した。モビリティ分野でも、自動車メーカーの減産の影響はあったが、前年同期に比べて売上は伸長した。利益面では、増収効果と合理化によるコスト削減効果により、前年同期比で増益となった。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が1,360.00億円(前回予想比4.9%減)、営業利益が前期比47.1%減(同63.0%減)の30.00億円、経常利益が同42.8%減(同60.0%減)の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が52.00億円(同据え置き)としている。2022年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、当該基準に基づいた予想となっている。このため、当該基準等適用前の前期の実績値に対する売上高の増減率は記載していない。なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用しない場合の売上高は、1,780.00百万円(同14.5%増)である。
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樹脂加工製品事業の売上高は496.93億円、営業利益は前年同期比92.7%減の1.10億円となった。中国およびアジアでは、半導体不足の影響もあったが、前年同期に比べて主要顧客の生産台数は回復した。一方、日本および北米では、半導体や部品供給不足等の影響を受け、生産台数は前年同期を下回って推移した。営業利益は、生産回復による増販効果があったものの、半導体不足の長期化による自動車減産により、前年同期比で減益となった。
ケミカル事業の売上高は132.91億円、営業利益は前年同期比132.7%増の9.17億円となった。原材料価格の上昇と需要の回復基調が継続し、ファインケミカルや生活材料分野を中心に、売上は堅調に推移した。モビリティ分野でも、自動車メーカーの減産の影響はあったが、前年同期に比べて売上は伸長した。利益面では、増収効果と合理化によるコスト削減効果により、前年同期比で増益となった。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が1,360.00億円(前回予想比4.9%減)、営業利益が前期比47.1%減(同63.0%減)の30.00億円、経常利益が同42.8%減(同60.0%減)の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が52.00億円(同据え置き)としている。2022年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、当該基準に基づいた予想となっている。このため、当該基準等適用前の前期の実績値に対する売上高の増減率は記載していない。なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用しない場合の売上高は、1,780.00百万円(同14.5%増)である。
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