日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は大幅反落、ファーストリテが1銘柄で約80円分押し下げ
[21/11/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
26日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり6銘柄、値下がり219銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅反落。719.65円安の28779.63円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。
25日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場だった。欧州の主要株価指数はおおむねしっかり。しかし、南アフリカの国立伝染病研究所などが25日、新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたと発表。免疫を回避する性質や感染力が高いとして南ア・英国の保健当局などが懸念を示しており、本日の日経平均はリスク回避的な売りが先行して174円安からスタートした。その後も下げ幅を大きく広げる展開となり、前引けにかけて一時28756.05円(743.23円安)まで下落。取引時間中としては10月29日以来およそ1カ月ぶりに29000円を割り込んだ。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が5%超下落しているほか、日経平均への寄与が大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、空運のANA<9202>やJAL<9201>の下げが目立つ。その他売買代金上位も東エレク<8035>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>など軒並み軟調。決算が嫌気されたタカショー<7590>は東証1部下落率トップとなり、H.I.S.<9603>などコロナ禍の影響が強い企業も下落率上位に多く顔を出した。一方、売買代金上位ではコスモス薬品<3349>が逆行高。本日は中間配当・株主優待の権利付き最終売買日となっており、権利取りの買いが入っているようだ。大規模な自社株買い実施を発表したシチズン<7762>も買い優勢で、住阪セメ<5232>は自社株買い発表と一部証券会社の投資判断引き上げを受けて東証1部上昇率上位に顔を出している。
セクターでは、全33業種がマイナスとなり、空運業、非鉄金属、鉄鋼、海運業、鉱業などが下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約80円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、東エレク<8035>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは住阪セメ<5232>となり1銘柄で日経平均を約1円押し上げた。同2位はシチズン<7762>となり、ニチレイ<2871>、味の素<2802>、太平洋セメ<5233>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28779.63(-719.65)
値上がり銘柄数 6(寄与度+2.53)
値下がり銘柄数 219(寄与度-722.18)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<5232> 住阪セメ 3660 330 +1.16
<7762> シチズン時計 539 17 +0.60
<2871> ニチレイ 2652 19 +0.33
<2802> 味の素 3445 9 +0.32
<5233> 太平洋セメ 2281 24 +0.08
<9532> 大ガス 1878 6 +0.04
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 71800 -2270 -80.01
<9984> ソフトバンクG 6364 -319 -67.46
<8035> 東エレク 60600 -1680 -59.21
<6954> ファナック 22980 -690 -24.32
<6857> アドバンテ 9790 -310 -21.85
<6367> ダイキン 23900 -535 -18.86
<6762> TDK 4580 -145 -15.33
<9433> KDDI 3427 -72 -15.23
<4063> 信越化 19590 -410 -14.45
<9613> NTTデータ 2422 -75 -13.22
<2413> エムスリー 6067 -148 -12.52
<4519> 中外薬 3940 -118 -12.48
<6988> 日東電 8190 -340 -11.98
<4543> テルモ 5056 -81 -11.42
<6976> 太陽誘電 6450 -280 -9.87
<6971> 京セラ 6946 -139 -9.80
<4507> 塩野義 8047 -268 -9.45
<4568> 第一三共 2948 -87 -9.20
<6645> オムロン 10860 -255 -8.99
<6758> ソニーG 14015 -245 -8.63
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日経平均は大幅反落。719.65円安の28779.63円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。
25日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場だった。欧州の主要株価指数はおおむねしっかり。しかし、南アフリカの国立伝染病研究所などが25日、新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたと発表。免疫を回避する性質や感染力が高いとして南ア・英国の保健当局などが懸念を示しており、本日の日経平均はリスク回避的な売りが先行して174円安からスタートした。その後も下げ幅を大きく広げる展開となり、前引けにかけて一時28756.05円(743.23円安)まで下落。取引時間中としては10月29日以来およそ1カ月ぶりに29000円を割り込んだ。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が5%超下落しているほか、日経平均への寄与が大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>、空運のANA<9202>やJAL<9201>の下げが目立つ。その他売買代金上位も東エレク<8035>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>など軒並み軟調。決算が嫌気されたタカショー<7590>は東証1部下落率トップとなり、H.I.S.<9603>などコロナ禍の影響が強い企業も下落率上位に多く顔を出した。一方、売買代金上位ではコスモス薬品<3349>が逆行高。本日は中間配当・株主優待の権利付き最終売買日となっており、権利取りの買いが入っているようだ。大規模な自社株買い実施を発表したシチズン<7762>も買い優勢で、住阪セメ<5232>は自社株買い発表と一部証券会社の投資判断引き上げを受けて東証1部上昇率上位に顔を出している。
セクターでは、全33業種がマイナスとなり、空運業、非鉄金属、鉄鋼、海運業、鉱業などが下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約80円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、東エレク<8035>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは住阪セメ<5232>となり1銘柄で日経平均を約1円押し上げた。同2位はシチズン<7762>となり、ニチレイ<2871>、味の素<2802>、太平洋セメ<5233>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28779.63(-719.65)
値上がり銘柄数 6(寄与度+2.53)
値下がり銘柄数 219(寄与度-722.18)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<5232> 住阪セメ 3660 330 +1.16
<7762> シチズン時計 539 17 +0.60
<2871> ニチレイ 2652 19 +0.33
<2802> 味の素 3445 9 +0.32
<5233> 太平洋セメ 2281 24 +0.08
<9532> 大ガス 1878 6 +0.04
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 71800 -2270 -80.01
<9984> ソフトバンクG 6364 -319 -67.46
<8035> 東エレク 60600 -1680 -59.21
<6954> ファナック 22980 -690 -24.32
<6857> アドバンテ 9790 -310 -21.85
<6367> ダイキン 23900 -535 -18.86
<6762> TDK 4580 -145 -15.33
<9433> KDDI 3427 -72 -15.23
<4063> 信越化 19590 -410 -14.45
<9613> NTTデータ 2422 -75 -13.22
<2413> エムスリー 6067 -148 -12.52
<4519> 中外薬 3940 -118 -12.48
<6988> 日東電 8190 -340 -11.98
<4543> テルモ 5056 -81 -11.42
<6976> 太陽誘電 6450 -280 -9.87
<6971> 京セラ 6946 -139 -9.80
<4507> 塩野義 8047 -268 -9.45
<4568> 第一三共 2948 -87 -9.20
<6645> オムロン 10860 -255 -8.99
<6758> ソニーG 14015 -245 -8.63
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