GセブンHD Research Memo(6):2022年3月期は期初計画を据え置き、7期連続の増収増益を目指す
[21/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
1. 2022年3月期の業績見通し
G-7ホールディングス<7508>の2022年3月期の連結業績は、売上高で前期比7.0%増の175,000百万円、営業利益で同4.8%増の7,400百万円、経常利益で同5.4%増の7,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同3.0%増の5,000百万円と期初計画を据え置いた。計画を達成すれば7期連続の増収増益となり、過去最高業績を連続で更新することになる。
通期計画に対する第2四半期までの進捗率は、売上高で46.8%、営業利益で44.2%となり、過去5年間の平均進捗率(売上高48.3%、営業利益44.3%)と比較すれば、おおむね順調に進んでいるものと考えられる。ただ、同社の場合は好採算である冬用タイヤの販売動向が収益の鍵を握る傾向にある。今シーズンも平年並みの降雪量が見込まれているため冬用タイヤの販売は順調に推移すると見られるが、暖冬になった場合には業績の下振れ要因となる可能性もあり、今後の販売動向に留意しておく必要がある。
一方、第2四半期まで利益面で苦戦していた精肉事業は、輸入肉の仕入価格が改善に向かう見通しとなっており、下期は前年同期比で増益に転じる見込みとなっている。また、「業務スーパー」については引き続き積極的に出店を進めていく方針となっており、全体の収益をけん引していくものと期待される。
2022年3月期の出店計画については前期末比50店舗増の636店舗としている。ただ、第2四半期末時点では同6店舗増にとどまっており、計画に届かない可能性もある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
1. 2022年3月期の業績見通し
G-7ホールディングス<7508>の2022年3月期の連結業績は、売上高で前期比7.0%増の175,000百万円、営業利益で同4.8%増の7,400百万円、経常利益で同5.4%増の7,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同3.0%増の5,000百万円と期初計画を据え置いた。計画を達成すれば7期連続の増収増益となり、過去最高業績を連続で更新することになる。
通期計画に対する第2四半期までの進捗率は、売上高で46.8%、営業利益で44.2%となり、過去5年間の平均進捗率(売上高48.3%、営業利益44.3%)と比較すれば、おおむね順調に進んでいるものと考えられる。ただ、同社の場合は好採算である冬用タイヤの販売動向が収益の鍵を握る傾向にある。今シーズンも平年並みの降雪量が見込まれているため冬用タイヤの販売は順調に推移すると見られるが、暖冬になった場合には業績の下振れ要因となる可能性もあり、今後の販売動向に留意しておく必要がある。
一方、第2四半期まで利益面で苦戦していた精肉事業は、輸入肉の仕入価格が改善に向かう見通しとなっており、下期は前年同期比で増益に転じる見込みとなっている。また、「業務スーパー」については引き続き積極的に出店を進めていく方針となっており、全体の収益をけん引していくものと期待される。
2022年3月期の出店計画については前期末比50店舗増の636店舗としている。ただ、第2四半期末時点では同6店舗増にとどまっており、計画に届かない可能性もある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>