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ファーマフーズ<2929>は20日、オンキヨーとヘルスケア、食品及びアグリ事業等に関する包括的な業務提携契約を締結したと発表した。

同社は、「医薬」と「食」の融合を実現するため、「機能性素材」「バイオメディカル」「通信販売」の3事業において、機能性食品、化粧品、抗体医薬品等の研究開発及び販売をしてきたが、中期経営計画2026では非食品分野への進出を掲げている。
オンキヨーは、従来の家電機器領域からAI、健康及び食品など新たな事業領域へ進出している。
両社が注力しているデバイス、AI技術を活用して、様々なヘルスケア領域での収益拡大を図り企業価値向上を目指すべく、本業務提携を決めたとしている。
今回の業務提携の取組みの第一弾として、オンキヨーブランド補聴器の取扱いを開始、補聴器の販売事業に参入するとしている。

業務提携の主な内容は、オンキヨーブランド補聴器の同社通信販売チャネルでの販売、オンキヨーの振動制御技術を用いた発酵食品の研究開発及び販売並びに植物生育効果によるアグリ事業の研究開発、オンキヨーの振動解析技術を用いた健康機器等の研究開発及び販売、オンキヨーのシニア向け音声解析技術を用いたコールセンターシステムの研究開発及び販売。

今後も中期経営計画の注力分野である医療機器、センサー等のデバイス分野への参入を強めていくべく、様々な企業と連携していく方針だ。

取締役会決議日、本業務提携契約締結日、事業開始日は2021年12月20日。




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