システムインテグレータ---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、E-Commerce事業及びERP・AI事業が順調に推移
[22/01/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
システムインテグレータ<3826>は14日、2022年2月期第3四半期(21年3月-11月)決算を発表した。売上高が前年同期比20.0%増の37.16億円、営業利益が同138.0%増の4.88億円、経常利益が同130.9%増の4.90億円、四半期純利益が同114.5%増の3.27億円となった。
Object Browser事業の売上高は前年同期比5.7%増の5.16億円、営業利益は同28.0%減の1.16億円となった。「SI Object Browser」は2021年8月に最新バージョン「SI Object Browser for Oracle 21.1」をリリースし、更に利便性を向上させている。統合型プロジェクト管理ツール「OBPM」は、IT業界を中心に着実にユーザーを増やし、導入実績は220社を超えた。2021年3月から販売開始したクラウドサービス「OBPM Neo」は、製造業やエンジニアリング業にも利用が広がっている。アプリケーション設計ツール「SI Object Browser Designer」は、2019年6月からクラウドサービスとして販売を開始し、設計作業の生産性を大幅に向上させるツールとして着実にユーザーを拡大している。
E-Commerce事業の売上高は前年同期比73.5%増の10.09億円、営業利益は同176.5%増の3.70億円と大幅な増収増益となった。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に活況で、当事業も計画を上回るペースで進捗している。2021年8月から、EC事業者向け「SDGs支援プログラム」を開始し、2021年9月1日には、最新バージョン「SI Web Shopping V12.11」をリリースした。
ERP・AI事業の売上高は前年同期比7.9%増の21.54億円、営業利益は0.79億円(前年同期は0.55億円の損失)となった。Web-ERPパッケージ「GRANDIT」の企画・開発から携わった開発力と業務知識を強みに、アドオンモジュールを自社で開発し、同社の顧客だけでなく他のコンソーシアム企業にも販売している。製造業、工事・エンジニアリング業などの業種向けに販売数が増えている。また、2019年3月から「GRANDIT」サブスクリプションモデルも提供し、2021年11月1日には、業種特化型クラウドERPサービス「GRANDIT SaaS」IT企業モデルの提供を開始した。新事業としては、2018年10月からディープラーニング異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の販売を開始している。
その他の事業の売上高は前年同期比21.1%増の0.36億円、営業損失は0.77億円(同0.34億円の損失)となった。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」は、中途採用における受験者のスクリーニングや社員のプログラミング教育などのニーズをとらえて、契約社数は順調に増加している。2021年2月から、データベース言語であるSQLのスキルを判定する「TOPSIC-SQL」をリリースした。また、イベント事業として2018年から注力しているプログラミングコンテスト「PG Battle」は、年々知名度が高まっている。第4回目となる2021年では423チーム1,269名が参加するイベントとなった。研究開発投資としては、2つの新製品の研究開発を実施していたが、2021年10月18日にエンドユーザーの声を集めて蓄積・管理できるカスタマーサクセス支援サービス「VOICE TICKETS」をリリース、11月18日にはアイデアの創出と育成を促すアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」をリリースした。
2022年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.9%増の48.50億円、営業利益が同51.2%増の6.30億円、経常利益が同50.1%増の6.36億円、当期純利益が同51.8%増の4.45億円とする期初計画を据え置いている。
<ST>
Object Browser事業の売上高は前年同期比5.7%増の5.16億円、営業利益は同28.0%減の1.16億円となった。「SI Object Browser」は2021年8月に最新バージョン「SI Object Browser for Oracle 21.1」をリリースし、更に利便性を向上させている。統合型プロジェクト管理ツール「OBPM」は、IT業界を中心に着実にユーザーを増やし、導入実績は220社を超えた。2021年3月から販売開始したクラウドサービス「OBPM Neo」は、製造業やエンジニアリング業にも利用が広がっている。アプリケーション設計ツール「SI Object Browser Designer」は、2019年6月からクラウドサービスとして販売を開始し、設計作業の生産性を大幅に向上させるツールとして着実にユーザーを拡大している。
E-Commerce事業の売上高は前年同期比73.5%増の10.09億円、営業利益は同176.5%増の3.70億円と大幅な増収増益となった。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に活況で、当事業も計画を上回るペースで進捗している。2021年8月から、EC事業者向け「SDGs支援プログラム」を開始し、2021年9月1日には、最新バージョン「SI Web Shopping V12.11」をリリースした。
ERP・AI事業の売上高は前年同期比7.9%増の21.54億円、営業利益は0.79億円(前年同期は0.55億円の損失)となった。Web-ERPパッケージ「GRANDIT」の企画・開発から携わった開発力と業務知識を強みに、アドオンモジュールを自社で開発し、同社の顧客だけでなく他のコンソーシアム企業にも販売している。製造業、工事・エンジニアリング業などの業種向けに販売数が増えている。また、2019年3月から「GRANDIT」サブスクリプションモデルも提供し、2021年11月1日には、業種特化型クラウドERPサービス「GRANDIT SaaS」IT企業モデルの提供を開始した。新事業としては、2018年10月からディープラーニング異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の販売を開始している。
その他の事業の売上高は前年同期比21.1%増の0.36億円、営業損失は0.77億円(同0.34億円の損失)となった。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」は、中途採用における受験者のスクリーニングや社員のプログラミング教育などのニーズをとらえて、契約社数は順調に増加している。2021年2月から、データベース言語であるSQLのスキルを判定する「TOPSIC-SQL」をリリースした。また、イベント事業として2018年から注力しているプログラミングコンテスト「PG Battle」は、年々知名度が高まっている。第4回目となる2021年では423チーム1,269名が参加するイベントとなった。研究開発投資としては、2つの新製品の研究開発を実施していたが、2021年10月18日にエンドユーザーの声を集めて蓄積・管理できるカスタマーサクセス支援サービス「VOICE TICKETS」をリリース、11月18日にはアイデアの創出と育成を促すアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」をリリースした。
2022年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.9%増の48.50億円、営業利益が同51.2%増の6.30億円、経常利益が同50.1%増の6.36億円、当期純利益が同51.8%増の4.45億円とする期初計画を据え置いている。
<ST>