CAICAD Research Memo(3):暗号資産ビジネスの拡大に向けて、3本柱体制を確立
[22/01/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■新たなグループ体制
1. カイカエクスチェンジホールディングスの連結化
2021年3月15日付けで、CAICA DIGITAL<2315>の持分法適用関連会社であり、暗号資産交換所「Zaif」を擁するカイカエクスチェンジホールディングスを連結子会社とした。将来性が期待でき、同社のブロックチェーン技術が生かせる「暗号資産ビジネス」を今後の成長軸と位置付けている同社にとって、カイカエクスチェンジホールディングスは重要なグループ会社であり、これまでも資金面・システム面などで支援を行いながらシナジー創出を目指してきた。しかしながら、暗号資産市場が活発化し、より迅速な経営判断が必要とされる環境下においては、カイカエクスチェンジホールディングスが持分法適用関連会社の状態では限界があり、同社がさらに主導的な立場になる必然性が高まっていたことが背景としてある。特に、同社のシステム構築能力やカイカ証券が持つ金融機能を投入することにより、カイカエクスチェンジホールディングスのポテンシャルを最大限生かすことができ、暗号資産交換所の運営事業を含む、今後の成長領域を同社の連結業績に取り込むところに狙いがあると考えられる。
2. 3本柱による新たなグループ体制
カイカエクスチェンジホールディングスの連結子会社化に伴い、同社グループは、1) 50年以上の実績を誇るシステム開発企業である「CAICAテクノロジーズ」、2) 暗号資産交換所「Zaif」を擁する「カイカエクスチェンジグループ」、3) 金融商品を企画・開発・組成・販売する「カイカ証券グループ」による3本柱の体制を実現した。また、2021年11月には、「カイカエクスチェンジグループ」及び「カイカ証券グループ」が担う「金融サービス事業」の効率的な経営及び事業のシナジー創出を目的として、会社分割により「金融サービス事業」を統括する中間持株会社(株)カイカフィナンシャルホールディングスを設立した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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1. カイカエクスチェンジホールディングスの連結化
2021年3月15日付けで、CAICA DIGITAL<2315>の持分法適用関連会社であり、暗号資産交換所「Zaif」を擁するカイカエクスチェンジホールディングスを連結子会社とした。将来性が期待でき、同社のブロックチェーン技術が生かせる「暗号資産ビジネス」を今後の成長軸と位置付けている同社にとって、カイカエクスチェンジホールディングスは重要なグループ会社であり、これまでも資金面・システム面などで支援を行いながらシナジー創出を目指してきた。しかしながら、暗号資産市場が活発化し、より迅速な経営判断が必要とされる環境下においては、カイカエクスチェンジホールディングスが持分法適用関連会社の状態では限界があり、同社がさらに主導的な立場になる必然性が高まっていたことが背景としてある。特に、同社のシステム構築能力やカイカ証券が持つ金融機能を投入することにより、カイカエクスチェンジホールディングスのポテンシャルを最大限生かすことができ、暗号資産交換所の運営事業を含む、今後の成長領域を同社の連結業績に取り込むところに狙いがあると考えられる。
2. 3本柱による新たなグループ体制
カイカエクスチェンジホールディングスの連結子会社化に伴い、同社グループは、1) 50年以上の実績を誇るシステム開発企業である「CAICAテクノロジーズ」、2) 暗号資産交換所「Zaif」を擁する「カイカエクスチェンジグループ」、3) 金融商品を企画・開発・組成・販売する「カイカ証券グループ」による3本柱の体制を実現した。また、2021年11月には、「カイカエクスチェンジグループ」及び「カイカ証券グループ」が担う「金融サービス事業」の効率的な経営及び事業のシナジー創出を目的として、会社分割により「金融サービス事業」を統括する中間持株会社(株)カイカフィナンシャルホールディングスを設立した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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