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SBテクノロジー---通期予測の上方修正及び配当予想の増額を発表、3Qは各指標で過去最高を達成

注目トピックス 日本株
SBテクノロジー<4726>は27日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が476.26億円、営業利益が36.60億円、経常利益が36.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が21.87億円となった。「収益認識基準に関する会計基準」等を第1四半期期首から適用しており、売上高及び利益に大きな影響が生じるため、対前年同四半期増減率は公表していない。なお、売上高、限界利益、営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する四半期純利益は第3四半期として過去最高となった。

ビジネスITソリューションの売上高は前年同期比130.7%増の85.10億円、限界利益は同94.2%増の26.54億円となった。政府DXにおける農林水産省向け電子申請基盤の運用や追加開発案件が進捗したほか、製造業向けクラウドシステムの構築案件の伸長により、増収増益となった。
コーポレートITソリューションの売上高は前年同期比18.0%増の144.51億円、限界利益は同6.7%増の55.99億円となった。働き方改革等に伴うクラウドシステムの構築や次期自治体情報セキュリティクラウドの構築案件開始により伸長し、増収増益となった。
オンプレミス環境のソリューションを提供するテクニカルソリューションの売上高は前年同期比28.0%増の216.13億円、限界利益は同21.7%増の59.44億円となった。戦略的SIerとしてソフトバンク<9434>向けのシステム開発や運用案件の対応範囲の拡大が順調に進み、増収増益となった。
ECソリューションの売上高は前年同期比1.0%増の30.50億円、限界利益は同0.3%増の23.28億円となった。当期より「収益認識に関する会計基準」の影響があるが、期初想定どおり堅調に推移している。
なお、「収益認識に関する会計基準」の主要な差異を考慮した参考値を基準に対前年同四半期増減率を公表しているが、その基準に基づくと前年同期比で売上高は32.9%増、営業利益は48.0%増となり2ケタの増収増益で推移している。

2022年3月期通期の連結業績予想および期末配当金予想については同日、2021年10月27日に公表した連結業績予想および期末配当金予想の修正を発表した。
売上高は650.00億円で据え置いたが、営業利益は50.00億円(前回予想比8.7%増)、経常利益は50.00億円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は30.00億円(同7.1%増)に、それぞれ上方修正した。
また、期末の一株当たり配当金は30.00円(前回予想比10.00円増)に増額し、年間の一株当たり配当金予想は50.00円(同10.00円増)となった。




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