森六ホールディングス---3Q純利益が大幅増、ケミカル事業の利益が堅調に増加
[22/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
森六ホールディングス<4249>は2月10日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が956.08億円、営業利益が前年同期比63.1%減の15.11億円、経常利益が同48.9%減の17.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同246.1%増の25.40億円となった。「収益認識に関する会計基準」等を第1四半期の期首から適用しており、2022年3月期第3四半期の売上高については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載していない。
樹脂加工製品事業の売上高は750.76億円、営業利益は同93.7%減の2.10億円となった。売上高は、半導体や部品不足等の影響を受け、グローバルの生産台数は前年同期を下回った。利益面では、自動化・省人化をはじめとする生産性の向上に努めたが、挽回生産を念頭においた従業員の雇用維持により北米を中心に固定費が増加したこと等により、前年同期比で減益となった。なお、前年同期は、工場休止期間中の固定費等(人件費・減価償却費等)を「新型コロナウイルス感染症による損失」として特別損失に振り替えている。
ケミカル事業の売上高は205.32億円、営業利益は同75.2%増の14.98億円となった。ファインケミカル、生活材料、電機・電子分野を中心に需要の回復基調が継続し、売上は堅調に推移した。モビリティ、コーティング分野では、自動車メーカーの減産の影響はあったが、前年同期に比べて売上は伸長した。利益面では、物流費の高騰はあったものの増収効果と合理化によるコスト削減効果により、前年同期比で増益となった。
2022年3月期通期については、売上高が1,360.00億円、営業利益が前期比47.1%減の30.00億円、経常利益が同42.8%減の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が52.00億円とする11月12日に修正した業績予想を据え置いている。2022年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、当該基準に基づいた予想となっている。このため、当該基準等適用前の前期の実績値に対する売上高の増減率は記載していない。なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用しない場合の売上高は、1,780.00億円(同14.5%増)である。
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樹脂加工製品事業の売上高は750.76億円、営業利益は同93.7%減の2.10億円となった。売上高は、半導体や部品不足等の影響を受け、グローバルの生産台数は前年同期を下回った。利益面では、自動化・省人化をはじめとする生産性の向上に努めたが、挽回生産を念頭においた従業員の雇用維持により北米を中心に固定費が増加したこと等により、前年同期比で減益となった。なお、前年同期は、工場休止期間中の固定費等(人件費・減価償却費等)を「新型コロナウイルス感染症による損失」として特別損失に振り替えている。
ケミカル事業の売上高は205.32億円、営業利益は同75.2%増の14.98億円となった。ファインケミカル、生活材料、電機・電子分野を中心に需要の回復基調が継続し、売上は堅調に推移した。モビリティ、コーティング分野では、自動車メーカーの減産の影響はあったが、前年同期に比べて売上は伸長した。利益面では、物流費の高騰はあったものの増収効果と合理化によるコスト削減効果により、前年同期比で増益となった。
2022年3月期通期については、売上高が1,360.00億円、営業利益が前期比47.1%減の30.00億円、経常利益が同42.8%減の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が52.00億円とする11月12日に修正した業績予想を据え置いている。2022年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、当該基準に基づいた予想となっている。このため、当該基準等適用前の前期の実績値に対する売上高の増減率は記載していない。なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用しない場合の売上高は、1,780.00億円(同14.5%増)である。
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