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サカタインクス---21年12月期は2ケタ増収、印刷インキや機能性材料の拡販が進捗

注目トピックス 日本株
サカタインクス<4633>は14日、2021年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.4%増の1,814.87億円、営業利益が同2.8%増の74.14億円、経常利益が同9.2%増の85.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.5%減の49.33億円となった。

印刷インキ・機材(日本)の売上高は前期比4.9%増の504.44億円、営業利益は同9.1%増の13.66億円となった。パッケージ関連では、前年上半期の巣ごもり特需による一時的な販売増がなくなったものの、昨年9月の緊急事態宣言解除後は社会・経済活動の活発化により一部で需要が喚起された。そのような状況のもと、グラビアインキは内食関連の需要にも支えられ前期を上回った。フレキソインキは好調な通販関係や底堅い家飲み需要に支えられ前期を上回った。印刷情報関連では、デジタル化の影響に加え、感染症の影響により広告需要が低迷したことなどから、新聞インキは前期を下回り、オフセットインキは前年度の上半期に販売が大きく落ち込んだこともあり前期並みとなった。以上のことから、印刷インキ全体では前期を上回った。機材は、印刷製版用材料は低調であったものの機械販売が増加したことから、前期を上回った。
印刷インキ(アジア)の売上高は前期比18.3%増の385.74億円、営業利益は同8.4%減の22.44億円となった。主力であるパッケージ関連のグラビアインキは、感染症の影響を受けたものの、インドネシア、タイなどで拡販が進み、全般的にも堅調に推移した。印刷情報関連では、インドは感染症の影響による昨年の需要減から回復が進み、中国においても第3四半期に一時的な販売の伸び悩みはあったものの年間では拡販が進んだ。売上高は、販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進んだことや円安による為替換算の影響を受けた。
印刷インキ(米州)の売上高は前期比10.9%増の549.30億円、営業利益は同50.4%減の14.64億円となった。主力のパッケージ関連では、旺盛な需要を背景として、フレキソインキ及びグラビアインキが一部原材料の供給不足の影響を一時的に受けたものの堅調に推移した。メタルインキは環境負荷の観点からアルミ缶に対する需要が高まっており、好調に推移した。印刷情報関連であるオフセットインキは、UVインキなどが堅調に推移したことに加え、感染症の影響で前年度の上半期に販売が大きく落ち込んだこともあり、前期を上回った。売上高は、パッケージ関連の販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進んだことや円安による為替換算の影響を受けた。
印刷インキ(欧州)の売上高は前期比56.7%増の159.29億円、営業損失は1.88億円(前期は4.32億円の損失)となった。パッケージ関連を中心として拡販に取り組んだ結果、販売は堅調に推移した。売上高は、販売数量が増加したことに加え、ドイツの子会社を連結の範囲に含めたことなどから増収となった。
機能性材料の売上高は前期比21.0%増の143.28億円、営業利益は同245.9%増の19.01億円となった。インクジェットインキは、感染症の影響により落ち込んでいた広告需要が海外を中心に回復し、拡販が進んだことなどから、前期を上回った。カラーフィルター用顔料分散液は、パネルディスプレイの市況が堅調に推移するなか、拡販が進んだことなどから前期を上回った。トナーは、感染症の影響により落ち込んでいたオフィス用途の需要が上向いてきたことなどから、前期を上回った。

2022年12月期通期については、売上高が前期比9.1%増の1,980億円、営業利益が同5.6%減の70億円、経常利益が同2.4%減の83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.5%増の57億円を見込んでいる。




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