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新興市場銘柄ダイジェスト:日邦産業は大幅に反発、ペルセウスがストップ高

注目トピックス 日本株
<2438> アスカネット 1460 +157
大幅に反発。東証が21日から信用取引に関する規制措置を強化することから売りが先行していたが、後場に入って急騰。空中ディスプレイ事業について「MWC Barcelona 2022」の日本パビリオンに出展すると公表したことが買い材料視されたようだ。同パビリオンは総務省による出展で、アスカネットは樹脂製プレートとガラス製プレートを使用した筐体を展示し、来場者に空中ディスプレイの活用イメージを持ってもらう。

<3024> クリエイト 609 +5
反発。22年3月期の営業損益を従来予想の1.50億円の黒字から1.96億円の黒字(前期実績0.80億円の赤字)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響で営業活動に伴う費用が想定よりも減少したため。海外子会社の業績の悪化が抑えられたことも利益を押し上げる見通し。併せて期末配当を従来予想の4.00円から8.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。年間配当も同額。

<4882> ペルセウス 416 +80
ストップ高。SBI証券が新規に投資判断「買い」、目標株価1000円(18日終値336円)でカバレッジを開始している。同証券は、ペルセウスプロテオミクスの抗体開発技術などを高く評価。がん細胞に発現するトランスフェリン受容体を標的とする阻害薬PPMX-T003について、19年11月から国内で開始した真性多血症患者を対象とする第1相試験が完了すれば、急性骨髄性白血病や非ホジキンリンパ腫などへの開発拡大が進むと予想している。

<2160> GNI 1298 +94
大幅に3日ぶり反発。決算説明会の資料で23年12月期の暫定計画を公表し、営業利益を28.36億円としたことが買い材料視されている。14日に開示済みの21年12月期営業利益実績は営業体制やマーケティング活動の強化が響き、前期比13.1%減の16.24億円に落ち込んだ。22年12月期予想も11.7%増の18.15億円にとどまっており、23年12月期の大幅増益計画がサプライズ視されているようだ。

<3181> 買取王国 601 +7
大幅に続伸。株主優待制度を新設すると発表している。買取王国での買い物で利用できるポイントを贈呈する。保有株数100-499株で1000ポイント(1000円分相当)、500株以上で3000ポイント(3000円分相当)。また、買取王国に物を売却する際に利用できる一律買取30%アップ券1枚を贈る。22年2月末から開始。自社株式に対する投資の魅力を高め、事業内容に対する理解を深めてもらうとともに中長期的な株式保有を促すことが目的。

<9913> 日邦産業 730 +76
大幅に反発。フジミインコーポレーテッド<5384>と資本業務提携することで合意したと発表している。相互に上限2.5億円の相手株式を取得する。取得期間は21日から23年3月31日まで。フジミインコーポレーテッドが保有するウエハー研磨用スラリー技術と日邦産業が保有するウエハー研磨用キャリア技術を組み合わせ、両社の顧客に対する生産性・品質向上に資する最適なプロセス条件と製品の提供を図る。

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