ティアンドエス Research Memo(8):今後は株主還元策の充実が期待される
[22/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
株主への利益還元についてティアンドエス<4055>は、成長が期待できる分野での研究開発などに資金を投じることにより業績を伸ばし、株価を上昇させることが株主利益に資すると考えている。2020年8月に上場したばかりの同社が業績拡大を積極的に推進することは理にかなっており、業績が拡大すれば理論的には株価が上昇していくと弊社は考えている。
ただ、業績拡大のために株式市場で資金調達をするという観点からは株価を上昇させる必要があり、同社株の魅力を高めるために積極的な配当政策を実施していくことも十分に考えられる。実際、2022年11月期の配当政策は、1株当たり配当金5円、最大250百万円の自己株式取得を予定しており、総還元性向を70.5%(2021年11月期は10.4%)に急伸させる方針だ。これにより、自己資本利益率(ROE)は前期比プラス3.3ポイントの25.1%に高まることが見込まれている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<SI>
株主への利益還元についてティアンドエス<4055>は、成長が期待できる分野での研究開発などに資金を投じることにより業績を伸ばし、株価を上昇させることが株主利益に資すると考えている。2020年8月に上場したばかりの同社が業績拡大を積極的に推進することは理にかなっており、業績が拡大すれば理論的には株価が上昇していくと弊社は考えている。
ただ、業績拡大のために株式市場で資金調達をするという観点からは株価を上昇させる必要があり、同社株の魅力を高めるために積極的な配当政策を実施していくことも十分に考えられる。実際、2022年11月期の配当政策は、1株当たり配当金5円、最大250百万円の自己株式取得を予定しており、総還元性向を70.5%(2021年11月期は10.4%)に急伸させる方針だ。これにより、自己資本利益率(ROE)は前期比プラス3.3ポイントの25.1%に高まることが見込まれている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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