アドバンクリエ Research Memo(5):2021年9月期は保険代理店事業がけん引して大幅増益を達成
[22/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2021年9月期の業績概要
アドバンスクリエイト<8798>の2021年9月期の連結業績は、売上高で前期比4.8%増の11,019百万円、営業利益で同72.4%増の2,041百万円、経常利益で同75.7%増の1,925百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同85.0%増の1,295百万円と増収増益となり、2期ぶりに過去最高業績を更新した。主力の保険代理店事業においてアポイント数の増加とオンライン保険相談の収益性向上により、直営コンサルティングプラザでの販売が伸びたほか、AI等を活用した効率的なプロモーションの実施により売上原価率が前期の30.0%から22.3%と大幅に低減したことにより、営業利益率も同11.3%から18.5%に急上昇し過去最高水準となった。
なお、2021年6月に上方修正した会社計画に対しては、売上高でやや未達となったものの、各利益は計画を上回って着地している。売上高の未達要因は、下期に保険代理店事業の販売が伸び悩んだことやメディア事業が低迷したことによる。四半期ベースの業績推移を見ると、第2四半期をピークに第3四半期以降は水準をやや落としている。第2四半期は季節要因もあって直営コンサルティングプラザの販売が好調だったほか、採算の良い「保険市場」の広告出稿も増加し想定以上に収益が伸長した一方で、第3四半期以降は保険販売の勢いがやや落ち着いたほか、広告出稿も減少したことが要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
1. 2021年9月期の業績概要
アドバンスクリエイト<8798>の2021年9月期の連結業績は、売上高で前期比4.8%増の11,019百万円、営業利益で同72.4%増の2,041百万円、経常利益で同75.7%増の1,925百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同85.0%増の1,295百万円と増収増益となり、2期ぶりに過去最高業績を更新した。主力の保険代理店事業においてアポイント数の増加とオンライン保険相談の収益性向上により、直営コンサルティングプラザでの販売が伸びたほか、AI等を活用した効率的なプロモーションの実施により売上原価率が前期の30.0%から22.3%と大幅に低減したことにより、営業利益率も同11.3%から18.5%に急上昇し過去最高水準となった。
なお、2021年6月に上方修正した会社計画に対しては、売上高でやや未達となったものの、各利益は計画を上回って着地している。売上高の未達要因は、下期に保険代理店事業の販売が伸び悩んだことやメディア事業が低迷したことによる。四半期ベースの業績推移を見ると、第2四半期をピークに第3四半期以降は水準をやや落としている。第2四半期は季節要因もあって直営コンサルティングプラザの販売が好調だったほか、採算の良い「保険市場」の広告出稿も増加し想定以上に収益が伸長した一方で、第3四半期以降は保険販売の勢いがやや落ち着いたほか、広告出稿も減少したことが要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>