ナノキャリア--- 卵巣がん/脳腫瘍/大腸がん向け開発が順調に進捗中 遺伝子治療薬「VB-111」の後期臨床開発進捗状況
[22/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ナノキャリア<4571>は25日、同社が国内開発を担当する遺伝子治療用製品VB-111について、導入元のVBL社(イスラエル)より発表された資料の内容について発表した。
2022年下半期には国際共同第3相臨床試験(OVAL試験)の主要評価項目であるPFS(無増悪生存期間)の成績が得られる結果がポジティブであれば、2023年上半期に米国薬品医薬局(FDA)に生物製剤承認申請(BLA)を予定。
再発悪性膠芽腫(rGBM)および転移性大腸がんを対象としたVB-111の第2相臨床試験は、予定通り進捗中であり、2022年に結果が得られる見込み。
2022年4月11日に米国ニューヨークで、Key Opinion Leader(KOL)を集め、卵巣がんの治療課題や医療課題に関して議論を交わすVBL社主催の会議が開催される。
VB-111は、腫瘍血管の破壊とともに、腫瘍免疫を惹起するなど、2つのメカニズムを持っており、これまでにない新たな治療法の選択肢を提供できるとして期待されている。
国内でも年間1万人以上が罹患する卵巣がんの中で、標準治療が効かない、再発した等、約2〜3割がプラチナ製剤抵抗性再発卵巣がんと診断されるが、標準治療が確立されておらず、新たな治療法の提供が強く求められているという。同社は、国内の製造販売承認申請までの加速化に取り組み、国内販売を通じて患者の健康と幸福に貢献し、収益化を図る計画としている。
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2022年下半期には国際共同第3相臨床試験(OVAL試験)の主要評価項目であるPFS(無増悪生存期間)の成績が得られる結果がポジティブであれば、2023年上半期に米国薬品医薬局(FDA)に生物製剤承認申請(BLA)を予定。
再発悪性膠芽腫(rGBM)および転移性大腸がんを対象としたVB-111の第2相臨床試験は、予定通り進捗中であり、2022年に結果が得られる見込み。
2022年4月11日に米国ニューヨークで、Key Opinion Leader(KOL)を集め、卵巣がんの治療課題や医療課題に関して議論を交わすVBL社主催の会議が開催される。
VB-111は、腫瘍血管の破壊とともに、腫瘍免疫を惹起するなど、2つのメカニズムを持っており、これまでにない新たな治療法の選択肢を提供できるとして期待されている。
国内でも年間1万人以上が罹患する卵巣がんの中で、標準治療が効かない、再発した等、約2〜3割がプラチナ製剤抵抗性再発卵巣がんと診断されるが、標準治療が確立されておらず、新たな治療法の提供が強く求められているという。同社は、国内の製造販売承認申請までの加速化に取り組み、国内販売を通じて患者の健康と幸福に貢献し、収益化を図る計画としている。
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