システムインテグレータ---22年2月期は2ケタ増収増益、E-Commerce事業及びERP・AI事業が業績に寄与
[22/04/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
システムインテグレータ<3826>は14日、2022年2月期決算を発表した。売上高が前期比13.1%増の48.17億円、営業利益が同40.9%増の5.87億円、経常利益が同39.0%増の5.88億円、当期純利益が同33.4%増の3.91億円となった。
Object Browser事業の売上高は前期比3.1%増の6.77億円、営業利益は同32.1%減の1.51億円となった。「SI Object Browser」と「SI Object Browser ER」は、安定した収益源となっており、2022年1月に「SI Object Browser for Oracle 21.2」と「SI Object Browser ER 22」をリリースした。「SI Object Browser PM(OBPM Neo)」の導入実績は220社超となったほか、2021年3月から販売開始したクラウドサービス「OBPM Neo」については、新規契約数が順調に伸びており、中長期的には大きな売上高成長を実現できる見込み。「SI Object Browser Designer」は、2021年8月に追加の製品開発投資と本製品の販売計画の見直しを決定した。これにより既存のソフトウエア資産について0.35億円の減損損失を計上した。
E-Commerce事業の売上高は前期比45.5%増の12.09億円、営業利益は同94.4%増の4.12億円と大幅な増収増益となった。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に活況で、同社も計画を上回るペースで成長している。2021年8月から、EC事業者向け「SDGs支援プログラム」を開始したほか、2021年9月に「SI Web Shopping V12.11」をリリースし、セキュリティを大幅に強化、EC事業者の運用効率・開発効率を改善する機能を追加した。
ERP・AI事業の売上高は前期比5.6%増の28.86億円、営業利益は同291.1%増の1.24億円となった。Web-ERPパッケージ「GRANDIT」の企画・開発から携わった開発力と業務知識を強みに、アドオンモジュールを自社で開発し、同社の顧客だけでなく他のコンソーシアム企業にも販売している。これらにより製造業、工事・エンジニアリング業などの業種向けに販売数が増えている。また、2021年11月1日には、業種特化型クラウドERPサービス「GRANDIT SaaS」IT企業モデルの提供を開始した。ERP事業は、前期に大型案件での受注損失引当金計上があったことから営業利益が減少したが、当年度において納品完了し、大幅な利益増加となった。AI事業は、2018年からディープラーニング異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の販売を開始している。当年度で実際の製造ラインで稼働予定であった案件の検収時期が延伸し、売上計上には至らなかったが、来年度以降の事業展開においては確実な手ごたえを得ているとしている。
その他の事業の売上高は前期比21.1%増の0.44億円、営業損失は1.00億円(前期は0.50億円の損失)となった。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」は、中途採用における受験者のスクリーニングや社員のプログラミング教育などのニーズをとらえて、契約社数は順調に増加している。2021年からは、「TOPSIC-SQL」をリリースし、アルゴリズム能力を問う「TOPSIC-PG」とSQLスキルを問う「TOPSIC-SQL」の2つのサービスとなっている。また、イベント事業として注力しているプログラミングコンテスト「PG Battle」は、第4回目となる2021年では423チーム1,269名が参加するイベントとなった。研究開発投資としては、2つの新製品の研究開発を実施し、2021年10月18日にカスタマーサクセス支援サービス「VOICE TICKETS」をリリース、2021年11月18日にアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」をリリースした。
2023年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.8%増の50.00億円、営業利益が同2.2%増の6.00億円、経常利益が同2.4%増の6.03億円、当期純利益が同8.9%増の4.26億円を見込んでいる。
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Object Browser事業の売上高は前期比3.1%増の6.77億円、営業利益は同32.1%減の1.51億円となった。「SI Object Browser」と「SI Object Browser ER」は、安定した収益源となっており、2022年1月に「SI Object Browser for Oracle 21.2」と「SI Object Browser ER 22」をリリースした。「SI Object Browser PM(OBPM Neo)」の導入実績は220社超となったほか、2021年3月から販売開始したクラウドサービス「OBPM Neo」については、新規契約数が順調に伸びており、中長期的には大きな売上高成長を実現できる見込み。「SI Object Browser Designer」は、2021年8月に追加の製品開発投資と本製品の販売計画の見直しを決定した。これにより既存のソフトウエア資産について0.35億円の減損損失を計上した。
E-Commerce事業の売上高は前期比45.5%増の12.09億円、営業利益は同94.4%増の4.12億円と大幅な増収増益となった。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に活況で、同社も計画を上回るペースで成長している。2021年8月から、EC事業者向け「SDGs支援プログラム」を開始したほか、2021年9月に「SI Web Shopping V12.11」をリリースし、セキュリティを大幅に強化、EC事業者の運用効率・開発効率を改善する機能を追加した。
ERP・AI事業の売上高は前期比5.6%増の28.86億円、営業利益は同291.1%増の1.24億円となった。Web-ERPパッケージ「GRANDIT」の企画・開発から携わった開発力と業務知識を強みに、アドオンモジュールを自社で開発し、同社の顧客だけでなく他のコンソーシアム企業にも販売している。これらにより製造業、工事・エンジニアリング業などの業種向けに販売数が増えている。また、2021年11月1日には、業種特化型クラウドERPサービス「GRANDIT SaaS」IT企業モデルの提供を開始した。ERP事業は、前期に大型案件での受注損失引当金計上があったことから営業利益が減少したが、当年度において納品完了し、大幅な利益増加となった。AI事業は、2018年からディープラーニング異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の販売を開始している。当年度で実際の製造ラインで稼働予定であった案件の検収時期が延伸し、売上計上には至らなかったが、来年度以降の事業展開においては確実な手ごたえを得ているとしている。
その他の事業の売上高は前期比21.1%増の0.44億円、営業損失は1.00億円(前期は0.50億円の損失)となった。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」は、中途採用における受験者のスクリーニングや社員のプログラミング教育などのニーズをとらえて、契約社数は順調に増加している。2021年からは、「TOPSIC-SQL」をリリースし、アルゴリズム能力を問う「TOPSIC-PG」とSQLスキルを問う「TOPSIC-SQL」の2つのサービスとなっている。また、イベント事業として注力しているプログラミングコンテスト「PG Battle」は、第4回目となる2021年では423チーム1,269名が参加するイベントとなった。研究開発投資としては、2つの新製品の研究開発を実施し、2021年10月18日にカスタマーサクセス支援サービス「VOICE TICKETS」をリリース、2021年11月18日にアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」をリリースした。
2023年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.8%増の50.00億円、営業利益が同2.2%増の6.00億円、経常利益が同2.4%増の6.03億円、当期純利益が同8.9%増の4.26億円を見込んでいる。
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