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デリカフーズホールディングス<3392>は21日、子会社の楽彩が野菜のミールキット「楽彩」販売事業を本格的に始動することを発表した。

新ブランドの「楽彩」は、朝のオーダーでその日のうちに新鮮な野菜のミールキットが提携しているコンビニエンスストアなどで受け取れるサービス。「楽彩」は、グループ企業のデリカフーズが調達する「おいしくて新鮮な野菜」、R&D部門であるデザイナーフーズとメディカル青果物研究所が保有する「メニュー提案力」や「野菜成分分析の研究開発力」、エフエスロジスティックスが保有する全国を網羅した「コールドチェーン物流」という、それぞれの強みを融合して創出した「ピックアップショッピングサービス」のビジネスモデルで、消費者に向けて新たな食のライフスタイルを提供するとしている。

同社グループでは、新型コロナウイルス感染症拡大により事業ポートフォリオの変革に取り組んでいる。2021年に設立した楽彩は、こうした取り組みの1つであり、コロナ禍の厳しい環境のなかで、新メニューの開発やスーパー・催事でのテスト販売など、本格的事業開始に向けた準備を重ねてきたという。

同社では、引き続き2021年に発表した第四次中期経営計画「Trasformation2024」に基づいた施策を実行していくことで、新しい時代に適合する進化を加速させていくとしている。




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