MRO Research Memo(2):2022年12月期第1四半期は事業者顧客の注文単価・顧客数ともに増加
[22/05/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
MonotaRO<3064>の2022年12月期第1四半期単体業績は、売上高は前年同期比18.7%増の52,687百万円、営業利益は同12.7%増の6,866百万円、経常利益は同12.7%増の6,936百万円、四半期純利益は同12.6%増の4,806百万円となり、売上高・各利益ともに順調に成長した。期初計画比でも、売上高で0.1%超、営業利益で6.4%超と計画どおりである。
売上高に関して、主力の事業者向けネット通販事業及び購買管理システム事業(大企業連携)においては、顧客の注文単価・顧客数ともに順調に増加し、売上高・各利益ともにほぼ期初計画どおりとなった。顧客数は第1四半期で316千口座増と順調である。昨年からSEM・SEOなどのオンラインでの顧客獲得に加え、オフライン(見込事業者へのチラシ送付等)の顧客獲得も併用し、優良顧客の獲得に奏功している。購買管理システム事業(大企業連携)では、連携社数が前期末比で97社増加するとともに、売上高は前年同期比35.3%増と高い成長となった。
売上総利益率は、前年同期比0.6ポイント減少の28.6%となった。1箱当たり注文単価上昇による配送料・諸掛率減やロイヤリティ受領額増があったものの、大企業連携売上比率増、PB/輸入商品売上比率減、PB商品粗利率減、為替円安などにより商品粗利率減となった。販管費率は、前年同期並みの15.5%となった。茨城中央サテライトセンター(SC)や受発注管理システム(OMS)などの減価償却費は増加したものの、外部倉庫賃借費用などが減少した。なお、販管費比率については、費用計上の期ずれによる約1.8億円(売上比で0.3%)がある。結果として、営業利益率は前年同期比で0.7ポイント減少、営業利益額で同12.7%増となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<EY>
MonotaRO<3064>の2022年12月期第1四半期単体業績は、売上高は前年同期比18.7%増の52,687百万円、営業利益は同12.7%増の6,866百万円、経常利益は同12.7%増の6,936百万円、四半期純利益は同12.6%増の4,806百万円となり、売上高・各利益ともに順調に成長した。期初計画比でも、売上高で0.1%超、営業利益で6.4%超と計画どおりである。
売上高に関して、主力の事業者向けネット通販事業及び購買管理システム事業(大企業連携)においては、顧客の注文単価・顧客数ともに順調に増加し、売上高・各利益ともにほぼ期初計画どおりとなった。顧客数は第1四半期で316千口座増と順調である。昨年からSEM・SEOなどのオンラインでの顧客獲得に加え、オフライン(見込事業者へのチラシ送付等)の顧客獲得も併用し、優良顧客の獲得に奏功している。購買管理システム事業(大企業連携)では、連携社数が前期末比で97社増加するとともに、売上高は前年同期比35.3%増と高い成長となった。
売上総利益率は、前年同期比0.6ポイント減少の28.6%となった。1箱当たり注文単価上昇による配送料・諸掛率減やロイヤリティ受領額増があったものの、大企業連携売上比率増、PB/輸入商品売上比率減、PB商品粗利率減、為替円安などにより商品粗利率減となった。販管費率は、前年同期並みの15.5%となった。茨城中央サテライトセンター(SC)や受発注管理システム(OMS)などの減価償却費は増加したものの、外部倉庫賃借費用などが減少した。なお、販管費比率については、費用計上の期ずれによる約1.8億円(売上比で0.3%)がある。結果として、営業利益率は前年同期比で0.7ポイント減少、営業利益額で同12.7%増となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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