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CAICA DIGITAL---2Qは2ケタ増収・営業利益及び経常利益が黒字化、暗号資産の投融資・運用が好調を維持

注目トピックス 日本株
CAICA DIGITAL<2315>は14日、2022年10月期第2四半期(21年11月-22年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比36.9%増の36.61億円、営業利益が0.64億円(前年同期は2.43億円の損失)、経常利益が0.59億円(同2.37億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同151.1%増の5.15億円となった。

同社グループは、デジタル金融の世界を切り拓くべく、ITサービス事業においては、大手SIer等の既存顧客からの受注の拡大に加え、一次請けの比率向上に努めた。金融サービス事業においては、暗号資産を原資産とした商品の開発・販売や自己勘定による暗号資産の投融資・運用による売上拡大に努めている。

当第2四半期累計期間の売上高は2ケタの増収となった。これは、CAICAテクノロジーズにおけるシステム開発が堅調であることに加え、カイカエクスチェンジホールディングス、カイカエクスチェンジ及びカイカキャピタルの連結子会社化による寄与、とりわけカイカキャピタルにおける暗号資産の投融資・運用が好調であり、前年同期比で売上高が大幅に増加した。利益面については、営業利益、経常利益ともに黒字転換を達成した。これは主にカイカキャピタルにおける暗号資産の投融資・運用による利益が大きく伸長したことによるもの。カイカ証券における売上高低迷の影響、及びカイカエクスチェンジホールディングス、カイカエクスチェンジ、カイカキャピタルの3社の販売費及び一般管理費の取込等の影響はあったが、前年同四半期比では大きく改善し、各損益は増益となった。

2022年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比28.4%増の76.32億円、営業利益が2.11億円、経常利益が2.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.72億円とする期初計画を据え置いている。




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