フォーバル Research Memo(6):2023年3月期は売上高54,000百万円、営業利益2,800百万円予想
[22/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
フォーバル<8275>の2023年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比4.8%増の54,000百万円、営業利益が同4.2%増の2,800百万円、経常利益が同5.1%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%増の1,900百万円と、売上高・各利益ともに堅調に推移する予想である。
フォーバルビジネスグループでは、ハードウェア販売ビジネスからストック型ビジネスへのシフトを一段と加速する戦略を継続する。顧客である中小企業は、在宅ワークやペーパーレス化などさらなるデジタル化が求められている。同社としては、ストック型ビジネスであるアイコンサービス(及びその派生メニュー)の顧客数増加及び平均単価向上に注力したい考えだ。フォーバルテレコムビジネスグループでは、新電力サービスの拡大により増収を見込むものの、発電燃料の高騰の影響による仕入価格の動向に利益水準が左右されることから注視が必要である。総合環境コンサルティングビジネスグループにおいては、進行期に立ち上がる新サービス(環境関連スコアリングサービス)に注目したい。その他事業では、アイテックなど勢いのある子会社が属しており、今期も成長と収益への貢献が期待できる。業績を左右する要因としては、中小企業のDX・GXを推進するストック型サービスへシフトする戦略が進捗するプラス面と、電力サービスの原価上昇リスク(一定程度は織り込み済み)が注目される。弊社では、外部環境により大きな波乱がなければ、2023年3月期の業績目標は十分達成可能であると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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フォーバル<8275>の2023年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比4.8%増の54,000百万円、営業利益が同4.2%増の2,800百万円、経常利益が同5.1%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%増の1,900百万円と、売上高・各利益ともに堅調に推移する予想である。
フォーバルビジネスグループでは、ハードウェア販売ビジネスからストック型ビジネスへのシフトを一段と加速する戦略を継続する。顧客である中小企業は、在宅ワークやペーパーレス化などさらなるデジタル化が求められている。同社としては、ストック型ビジネスであるアイコンサービス(及びその派生メニュー)の顧客数増加及び平均単価向上に注力したい考えだ。フォーバルテレコムビジネスグループでは、新電力サービスの拡大により増収を見込むものの、発電燃料の高騰の影響による仕入価格の動向に利益水準が左右されることから注視が必要である。総合環境コンサルティングビジネスグループにおいては、進行期に立ち上がる新サービス(環境関連スコアリングサービス)に注目したい。その他事業では、アイテックなど勢いのある子会社が属しており、今期も成長と収益への貢献が期待できる。業績を左右する要因としては、中小企業のDX・GXを推進するストック型サービスへシフトする戦略が進捗するプラス面と、電力サービスの原価上昇リスク(一定程度は織り込み済み)が注目される。弊社では、外部環境により大きな波乱がなければ、2023年3月期の業績目標は十分達成可能であると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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