Bエンジニア Research Memo(5):2022年8月期第2四半期は、期初想定を大幅に上回る着地(1)
[22/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2022年8月期第2四半期の業績概要
Branding Engineer<7352>の2022年8月期第2四半期の連結業績は、売上高が2,978百万円(前年同期比55.7%増)、営業利益が71百万円(同28.1%減)、経常利益が78百万円(同25.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が38百万円(同43.5%減)となった。売上高・各利益ともに社内想定を上回り好調に推移したとしている。特に営業利益は、ストック収益の源泉であるエンジニア獲得を狙った積極的な広告投資が奏功し、社内の期初想定を大幅に上回る着地となったもようだ。一方、各利益が前年同期比減となったのは、前年同期に助成金活用による一時的なBtoB研修需要があったことの反動のほか、当第2四半期までに積極投資による広告投資額が64百万円増加したこと、2022年2月に新たに子会社化したTSRソリューションズのM&A費用24百万円が発生したことが主な要因となった。なお、オフィス移転やM&Aコスト等、一時的なコストを控除した調整後営業利益は135百万円(同30.3%増)となった。中長期に向けた積極的な投資活動を実施してきた結果が、当第2四半期の売上・各利益等の向上に大きく寄与したと言える。
販管費は864百万円(前年同期比62.2%増)となった。積極的な広告投資を実施したことが大きな要因で、エンジニアを集客するための広告費が212百万円(同119.3%増)、人材採用のための採用広告費が48百万円(同80.4%増)と急増した。また、人件費も372百万円(同43.7%増)と増加したが、売上高に対する人件費率は2020年8月期が16.2%、2021年8月期が13.2%と継続して良化しており、収益性は高まってきていると言える。これは自社システムによるDX推進が、マッチング精度の向上と案件当たりの時間的コストの削減に大きく寄与したためである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
<EY>
1. 2022年8月期第2四半期の業績概要
Branding Engineer<7352>の2022年8月期第2四半期の連結業績は、売上高が2,978百万円(前年同期比55.7%増)、営業利益が71百万円(同28.1%減)、経常利益が78百万円(同25.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が38百万円(同43.5%減)となった。売上高・各利益ともに社内想定を上回り好調に推移したとしている。特に営業利益は、ストック収益の源泉であるエンジニア獲得を狙った積極的な広告投資が奏功し、社内の期初想定を大幅に上回る着地となったもようだ。一方、各利益が前年同期比減となったのは、前年同期に助成金活用による一時的なBtoB研修需要があったことの反動のほか、当第2四半期までに積極投資による広告投資額が64百万円増加したこと、2022年2月に新たに子会社化したTSRソリューションズのM&A費用24百万円が発生したことが主な要因となった。なお、オフィス移転やM&Aコスト等、一時的なコストを控除した調整後営業利益は135百万円(同30.3%増)となった。中長期に向けた積極的な投資活動を実施してきた結果が、当第2四半期の売上・各利益等の向上に大きく寄与したと言える。
販管費は864百万円(前年同期比62.2%増)となった。積極的な広告投資を実施したことが大きな要因で、エンジニアを集客するための広告費が212百万円(同119.3%増)、人材採用のための採用広告費が48百万円(同80.4%増)と急増した。また、人件費も372百万円(同43.7%増)と増加したが、売上高に対する人件費率は2020年8月期が16.2%、2021年8月期が13.2%と継続して良化しており、収益性は高まってきていると言える。これは自社システムによるDX推進が、マッチング精度の向上と案件当たりの時間的コストの削減に大きく寄与したためである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
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