日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は反落、ファーストリテが1銘柄で約25円分押し下げ
[22/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
31日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり67銘柄、値下がり155銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は反落。155.67円安の28039.91円(出来高概算4億9092万株)で前場の取引を終えている。
30日の米株式市場でダウ平均は308.12ドル安(-0.95%)と3日続落。値ごろ感の買いで上昇して始まったが、8月消費者信頼感指数や7月JOLT求人件数が予想を上回ると大幅利上げ観測が強まり、長期金利の上昇を嫌気して大幅下落に転じた。さらに、台湾が中国のものとされるドローンに初の威嚇射撃を行ったとの報道を受け、地政学的リスクを警戒した売りに押され一段安となった。ナスダック総合指数は-1.11%と3日続落。米株安を受けて、日経平均は267.49円安と28000円割れからスタート。ただ、時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移するなか、すぐに切り返すと下げ幅を縮める動きが続き、午前中ごろには28104.80円(90.78円安)まで値を戻す場面があった。
なお、午前に発表された中国の8月購買担当者景気指数(PMI、国家統計局)は製造業が49.4と7月(49.0)から改善し、予想(49.2)も上回った。一方、非製造業は52.6と7月(53.8)から悪化したが、予想(52.3)は小幅に上回った。
個別では、ソニーG<6758>、信越化<4063>、キーエンス<6861>の値がさ株が大きく下落。原油先物価格の急落を受けて前日から一転、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>、ENEOS<5020>などが大幅安。郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運のほか、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの商社、DOWA<5714>、JFE<5411>など市況関連株が全般売られている。F&LC<3563>は国内外の証券会社による目標株価引き下げや「マグロ偽装」疑惑の一部報道を受けて大幅安。
一方、前日に創業者である稲盛和夫氏の死去が伝わっている京セラ<6971>が高い。ダブル・スコープ<6619>は大幅反発。ノルウェーのフレイヤー・バッテリーと合弁契約を締結した日本電産<6594>も堅調。足元の円安基調や国内メーカーの7月世界生産台数が前年比プラスとなったことを手掛かりに日産自<7201>、三菱自<7211>、SUBARU<7270>など自動車各社が高い。ローム<6963>、新光電工<6967>などハイテク株の一角も堅調。JAL<9201>は大幅高で連日の年初来高値。JR西<9021>など陸運各社も前日に続き堅調。IRJHD<6035>は、元役員のインサイダー取引疑惑を巡る調査報告書を受領し、不正に対する会社組織の関与が否定されたことで警戒感が後退して急伸。東証プライム市場の上昇率上位にはギフティ<4449>、オロ<3983>など中小型グロース株が並んでいる。
セクターでは鉱業、石油・石炭、海運が下落率上位となった一方、空運、陸運、保険が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体72%、対して値上がり銘柄は26%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約25円押し下げた。同2位はソニーG<6758>となり、信越化<4063>、KDDI<9433>、中外薬<4519>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは京セラ<6971>となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位は京成<9009>となり、SUBARU<7270>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、安川電<6506>、JR東海<9022>などがつづいた。
*11:33現在
日経平均株価 28039.91(-155.67)
値上がり銘柄数 67(寄与度+34.43)
値下がり銘柄数 155(寄与度-190.10)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6971> 京セラ 7837 157 +11.03
<9009> 京成 3890 130 +2.28
<7270> SUBARU 2523 42.5 +1.49
<6098> リクルートHD 4414 14 +1.48
<6367> ダイキン工 24390 35 +1.23
<6506> 安川電 4610 35 +1.23
<9022> JR東海 16560 305 +1.07
<9984> ソフトバンクG 5593 5 +1.05
<4704> トレンド 8610 30 +1.05
<4523> エーザイ 5680 28 +0.98
<3099> 三越伊勢丹 1096 26 +0.91
<5631> 日製鋼所 3185 100 +0.70
<5333> 日本ガイシ 1973 19 +0.67
<9007> 小田急 1915 32 +0.56
<9020> JR東 7290 119 +0.42
<4324> 電通グループ 4570 10 +0.35
<8252> 丸井G 2495 10 +0.35
<9008> 京王 5340 50 +0.35
<4151> 協和キリン 3100 10 +0.35
<7951> ヤマハ 5410 10 +0.35
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 82060 -730 -25.65
<6758> ソニーG 11105 -220 -7.73
<4063> 信越化 16270 -220 -7.73
<9433> KDDI 4269 -35 -7.38
<4519> 中外薬 3597 -61 -6.43
<8035> 東エレク 44070 -180 -6.33
<6857> アドバンテス 7990 -80 -5.62
<6954> ファナック 22610 -140 -4.92
<4021> 日産化 6990 -130 -4.57
<4503> アステラス薬 1965.5 -25.5 -4.48
<4568> 第一三共 4190 -41 -4.32
<3659> ネクソン 2773 -53 -3.73
<7733> オリンパス 3008 -25 -3.51
<9766> コナミG 7130 -100 -3.51
<3382> 7&iHD 5509 -93 -3.27
<8031> 三井物産 3268 -92 -3.23
<9613> NTTデータ 1961 -17 -2.99
<4543> テルモ 4468 -21 -2.95
<2413> エムスリー 4492 -35 -2.95
<6861> キーエンス 52370 -820 -2.88
<CS>
日経平均は反落。155.67円安の28039.91円(出来高概算4億9092万株)で前場の取引を終えている。
30日の米株式市場でダウ平均は308.12ドル安(-0.95%)と3日続落。値ごろ感の買いで上昇して始まったが、8月消費者信頼感指数や7月JOLT求人件数が予想を上回ると大幅利上げ観測が強まり、長期金利の上昇を嫌気して大幅下落に転じた。さらに、台湾が中国のものとされるドローンに初の威嚇射撃を行ったとの報道を受け、地政学的リスクを警戒した売りに押され一段安となった。ナスダック総合指数は-1.11%と3日続落。米株安を受けて、日経平均は267.49円安と28000円割れからスタート。ただ、時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移するなか、すぐに切り返すと下げ幅を縮める動きが続き、午前中ごろには28104.80円(90.78円安)まで値を戻す場面があった。
なお、午前に発表された中国の8月購買担当者景気指数(PMI、国家統計局)は製造業が49.4と7月(49.0)から改善し、予想(49.2)も上回った。一方、非製造業は52.6と7月(53.8)から悪化したが、予想(52.3)は小幅に上回った。
個別では、ソニーG<6758>、信越化<4063>、キーエンス<6861>の値がさ株が大きく下落。原油先物価格の急落を受けて前日から一転、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>、ENEOS<5020>などが大幅安。郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運のほか、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などの商社、DOWA<5714>、JFE<5411>など市況関連株が全般売られている。F&LC<3563>は国内外の証券会社による目標株価引き下げや「マグロ偽装」疑惑の一部報道を受けて大幅安。
一方、前日に創業者である稲盛和夫氏の死去が伝わっている京セラ<6971>が高い。ダブル・スコープ<6619>は大幅反発。ノルウェーのフレイヤー・バッテリーと合弁契約を締結した日本電産<6594>も堅調。足元の円安基調や国内メーカーの7月世界生産台数が前年比プラスとなったことを手掛かりに日産自<7201>、三菱自<7211>、SUBARU<7270>など自動車各社が高い。ローム<6963>、新光電工<6967>などハイテク株の一角も堅調。JAL<9201>は大幅高で連日の年初来高値。JR西<9021>など陸運各社も前日に続き堅調。IRJHD<6035>は、元役員のインサイダー取引疑惑を巡る調査報告書を受領し、不正に対する会社組織の関与が否定されたことで警戒感が後退して急伸。東証プライム市場の上昇率上位にはギフティ<4449>、オロ<3983>など中小型グロース株が並んでいる。
セクターでは鉱業、石油・石炭、海運が下落率上位となった一方、空運、陸運、保険が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体72%、対して値上がり銘柄は26%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約25円押し下げた。同2位はソニーG<6758>となり、信越化<4063>、KDDI<9433>、中外薬<4519>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは京セラ<6971>となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位は京成<9009>となり、SUBARU<7270>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、安川電<6506>、JR東海<9022>などがつづいた。
*11:33現在
日経平均株価 28039.91(-155.67)
値上がり銘柄数 67(寄与度+34.43)
値下がり銘柄数 155(寄与度-190.10)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6971> 京セラ 7837 157 +11.03
<9009> 京成 3890 130 +2.28
<7270> SUBARU 2523 42.5 +1.49
<6098> リクルートHD 4414 14 +1.48
<6367> ダイキン工 24390 35 +1.23
<6506> 安川電 4610 35 +1.23
<9022> JR東海 16560 305 +1.07
<9984> ソフトバンクG 5593 5 +1.05
<4704> トレンド 8610 30 +1.05
<4523> エーザイ 5680 28 +0.98
<3099> 三越伊勢丹 1096 26 +0.91
<5631> 日製鋼所 3185 100 +0.70
<5333> 日本ガイシ 1973 19 +0.67
<9007> 小田急 1915 32 +0.56
<9020> JR東 7290 119 +0.42
<4324> 電通グループ 4570 10 +0.35
<8252> 丸井G 2495 10 +0.35
<9008> 京王 5340 50 +0.35
<4151> 協和キリン 3100 10 +0.35
<7951> ヤマハ 5410 10 +0.35
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 82060 -730 -25.65
<6758> ソニーG 11105 -220 -7.73
<4063> 信越化 16270 -220 -7.73
<9433> KDDI 4269 -35 -7.38
<4519> 中外薬 3597 -61 -6.43
<8035> 東エレク 44070 -180 -6.33
<6857> アドバンテス 7990 -80 -5.62
<6954> ファナック 22610 -140 -4.92
<4021> 日産化 6990 -130 -4.57
<4503> アステラス薬 1965.5 -25.5 -4.48
<4568> 第一三共 4190 -41 -4.32
<3659> ネクソン 2773 -53 -3.73
<7733> オリンパス 3008 -25 -3.51
<9766> コナミG 7130 -100 -3.51
<3382> 7&iHD 5509 -93 -3.27
<8031> 三井物産 3268 -92 -3.23
<9613> NTTデータ 1961 -17 -2.99
<4543> テルモ 4468 -21 -2.95
<2413> エムスリー 4492 -35 -2.95
<6861> キーエンス 52370 -820 -2.88
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