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CEホールディングス---22年9月期は過去最高の売上高、営業利益及び経常利益を達成

注目トピックス 日本株
CEホールディングス<4320>は11日、2022年9月期連結決算を発表した。売上高が137.02億円、営業利益が10.31億円、経常利益が10.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が5.88億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当年度の期首から適用しており、2022年9月期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前期増減率は記載していない。

医療ソリューション事業の受注高は前期比4.6%増の121.77億円、受注残高は44.31億円(前期末は46.58億円)、売上高は133.22億円(前期は121.33億円)、セグメント利益は11.48億円(同8.88億円の利益)となった。医療機関向けの自社パッケージ製品の電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」を中心に、電子カルテシステムと他社の医事会計システム等の部門システムや、ハードウエア等を組み合わせ、主に中小病院向けに販売している。また、医療情報システムの保守・運用等のサービスを提供しているほか、電子カルテと簡単に連携可能な問診サービス等、新たな製品の開発にも取り組んでいる。また、主にNECグループからの委託により、地域中核病院を中心とした大病院向けの医事会計システム、電子カルテシステム、オーダリングシステム、検査システム、輸血システム等の医療情報システムの開発を行っている。マイクロンにおいて、製薬会社・医療機器メーカー等からの医薬品・医療機器等の開発業務受託、医療用画像解析ソフトウエアの開発・販売を行っている。また、医薬品・医療機器の臨床開発及び臨床研究領域において、電子カルテ記載情報を含む臨床現場を中心とした日常診療の情報を利活用する事業を進める等、電子カルテシステムとのシナジー創出に取り組んでいる。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は4.60億円増加し、セグメント利益は0.33億円増加した。

その他の受注高は前期比268.4%増の2.67億円、受注残高は1.35億円(前期末は0.17億円)、売上高は3.80億円(前期は1.51億円)、セグメント損失は0.06億円(同0.11億円の損失)となった。企業や健保組合からの健康相談窓口や特定保健指導の受託、人材事業(介護士等の資格保有者派遣、一般紹介・派遣)、他社Webサイトの構築・運用業務、及び公共・商業施設向けデジタルサイネージシステムの販売等を行っている。また、2022年2月17日に連結子会社化したサンカクカンパニーにおいて、Webサイト再構築(リブランディング)やWebプロモーション支援(Web広告の企画・制作・運用。SNSを含む)等、企業のデジタルマーケティング全般を行っている。

2023年9月期通期については、売上高が前期比4.7%増の143.50億円、営業利益が同6.7増の11.00億円、経常利益が同5.3%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の6.10億円を見込んでいる。

また、同日、親会社株主に帰属する当期純利益が業績予想値を上回る結果となり、株主優待制度の廃止の状況も踏まえて、2022年9月期の期末配当金について、直近の配当予想1株当たり8.50円から3.50円増配し12.00円とすることを発表した。



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