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アシロ Research Memo(8):新たな株主還元方針の導入を発表。2023年10月期は13.61円の配当を予定

注目トピックス 日本株
■株主還元策

アシロ<7378>は、2023年10月期より新たな株主還元方針を導入し、M&Aを含む戦略的投資による成長を最優先としつつも、安定的かつ継続的な配当を行うとしている。戦略的投資に必要な内部留保を確保したうえで、配当性向30%程度を基準とした安定的かつ継続的な配当により、株主還元の充実を図る方針だ。内部留保については自己資本比率40〜70%程度を適切な水準とし、過度な内部留保の抑制とROE10%以上の達成を目標としている。なお、自己株式の取得についても投資機会、市場環境、内部留保などの水準を踏まえ、株主還元やM&Aの対価といった観点から機動的に検討していく。これらの方針を踏まえ、2022年10月期の配当を1株当たり12.45円に修正した。

2023年10月期については、過去実績のとおり20%超の営業利益率を創出できるものの、中長期的な成長投資を予定していることから、一時的な営業利益率の低下を見込んでいる。しかしながら、これは同社事業の収益性の悪化によるものではなく、あくまで中長期的な売上・利益の最大化に向けた意思決定であることや財務健全性を踏まえ、本来の実力である営業利益率20%に基づく配当を予定している。具体的には、売上収益予想に対して目安営業利益率である20%を乗じて想定営業利益を570百万円と設定し、想定実効税率39%及び配当性向30%を乗じて配当総額を1億円と算出した。これを発行済株式総数で除すことで、2023年10月期の配当は1株当たり13.61円(前期比1.16円増配)を予定している。

従来の株主還元方針と比較して、安定的かつ継続的な配当実施の方針が明確化され、配当性向や内部留保についても具体的な目標値を打ち出している。足元の業績も好調に推移していることから、配当その他の方法による株主還元の充実が一層図られていくものと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)



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