ジャストプラ Research Memo(6):無借金経営で自己資本比率は90%超と好財務体質を維持
[23/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*14:06JST ジャストプラ Research Memo(6):無借金経営で自己資本比率は90%超と好財務体質を維持
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ジャストプランニング<4287>の2023年1月期末の総資産は前期末比171百万円増加の3,736百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が286百万円、売掛金が21百万円それぞれ増加した。固定資産では有形固定資産が37百万円、プットメニューの売却に伴う減損損失の計上等よりソフトウェアが108百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比76百万円増加の350百万円となった。主な増減要因を見ると、流動負債では契約負債が40百万円、その他流動負債が30百万円それぞれ増加した。固定負債では資産除去債務が10百万円増加した。純資産合計は同94百万円増加の3,386百万円となった。主に、親会社株主に帰属する当期純利益206百万円の計上等により利益剰余金が95百万円増加した。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は90.6%と引き続き高水準を維持し、無借金経営で現金及び預金も2,871百万円と過去最高水準に積み上がっていることから、財務内容は健全な状態にあると判断される。主力事業であるASP事業がストック型ビジネスモデルで安定した収益基盤を構築していることや、大きな投資資金需要がないことも要因となっている。収益性についてはROAが11.0%、売上高営業利益率が19.6%、とそれぞれ2期連続で上昇した一方で、ROEは特別損失の計上などにより前期比1.5ポイント低下の6.2%となった。潤沢な手元キャッシュを有効活用しきれていないとも言え、今後の経営課題となっている。
キャッシュ・フローの状況について見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは法人税等の支払い増加により前期から減少したものの、399百万円の収入となった。投資キャッシュ・フローは719百万円の支出と前期から増加したものの、主に定期預金の預入によるもので、その他の支出はなかった。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いにより、94百万円の支出となった。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比413百万円減少の1,171百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ジャストプランニング<4287>の2023年1月期末の総資産は前期末比171百万円増加の3,736百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が286百万円、売掛金が21百万円それぞれ増加した。固定資産では有形固定資産が37百万円、プットメニューの売却に伴う減損損失の計上等よりソフトウェアが108百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比76百万円増加の350百万円となった。主な増減要因を見ると、流動負債では契約負債が40百万円、その他流動負債が30百万円それぞれ増加した。固定負債では資産除去債務が10百万円増加した。純資産合計は同94百万円増加の3,386百万円となった。主に、親会社株主に帰属する当期純利益206百万円の計上等により利益剰余金が95百万円増加した。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は90.6%と引き続き高水準を維持し、無借金経営で現金及び預金も2,871百万円と過去最高水準に積み上がっていることから、財務内容は健全な状態にあると判断される。主力事業であるASP事業がストック型ビジネスモデルで安定した収益基盤を構築していることや、大きな投資資金需要がないことも要因となっている。収益性についてはROAが11.0%、売上高営業利益率が19.6%、とそれぞれ2期連続で上昇した一方で、ROEは特別損失の計上などにより前期比1.5ポイント低下の6.2%となった。潤沢な手元キャッシュを有効活用しきれていないとも言え、今後の経営課題となっている。
キャッシュ・フローの状況について見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは法人税等の支払い増加により前期から減少したものの、399百万円の収入となった。投資キャッシュ・フローは719百万円の支出と前期から増加したものの、主に定期預金の預入によるもので、その他の支出はなかった。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いにより、94百万円の支出となった。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比413百万円減少の1,171百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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