ディーエムソリュ Research Memo(2):他に類を見ないソリューションカンパニーへの進化を目指す
[23/06/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*12:42JST ディーエムソリュ Research Memo(2):他に類を見ないソリューションカンパニーへの進化を目指す
■会社概要
1. 会社概要
ディーエムソリューションズ<6549>はダイレクトメールやインターネット広告を通じて、顧客企業とエンドユーザー(消費者・企業)をつなぐ事業を行っている。ダイレクトメール事業では、DMの企画からデザイン、印刷、封入・封緘、配送といった作業をワンストップで展開、単なるDM発送代行サービスに留まらず、宅配便の小型貨物の発送代行などを行うフルフィルメント※1サービスも提供している。インターネット事業では、強みのSEO※2ノウハウを背景に、コンサルティングサービスやコンテンツマーケティング※3、Webサイト制作、運用型広告※4といったデジタルマーケティングサービスやバーティカルメディア※5サービスも展開している。リアルのダイレクトメール事業とバーチャルのインターネット事業という2つの事業ポートフォリオ基盤を兼ね備える強みを生かして、輸入衣料の卸売企業をM&Aしてアパレル事業をスタートしたほか、EC関連サポートサービスといったEC領域に本腰を入れて参入、中期的に他に類を見ないソリューションカンパニーへと進化することを目指している。
※1 フルフィルメント(Fulfillment):通信販売やECなど無店舗販売において、受注から梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収までの一連の業務を指す。
※2 SEO(Search Engine Optimization):検索エンジン最適化のことで、検索エンジンの表示順位基準(アルゴリズム)の解析結果に基づいて、検索エンジンが高い評価をするサイトに最適化すること。
※3 コンテンツマーケティング:既存客や見込み客に対し有益な情報を様々なコンテンツを使って提供することで、広告主の意図する成果に結び付く行動を促すマーケティング施策のこと。
※4 運用型広告:ネットユーザーが広告主の意図するアクションを起こすよう、リアルタイムに入札額や広告素材、ターゲットなどを変更・改善しながら続けていく広告のこと。
※5 バーティカルメディア:利用者に有益な情報やサービスを提供する目的で運営する、特定分野に特化したWebサイトのこと。
新サービス・新規事業のリリースを加速
2. 沿革
同社は、現 代表取締役社長の花矢卓司(はなやたくじ)氏と現 取締役副社長の福村寛敏(ふくむらひろとし)氏によって、2004年にダイレクトメールの発送代行事業を目的に設立された。比較的新しい会社だが、インターネット事業の立ち上げやメールセンターの開設、SEOコンサルティングサービスの提供など、次々と新しいサービスを取り入れ、業容を拡大してきた。2017年には東京証券取引所JASDAQ(現 東証スタンダード)に株式を上場して経営基盤を強化、足元ではダイレクトメール事業とインターネット事業の本格的シナジーの創出を狙って、EC関連サポートサービスなどEC関連領域での事業拡大を進めているところである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
■会社概要
1. 会社概要
ディーエムソリューションズ<6549>はダイレクトメールやインターネット広告を通じて、顧客企業とエンドユーザー(消費者・企業)をつなぐ事業を行っている。ダイレクトメール事業では、DMの企画からデザイン、印刷、封入・封緘、配送といった作業をワンストップで展開、単なるDM発送代行サービスに留まらず、宅配便の小型貨物の発送代行などを行うフルフィルメント※1サービスも提供している。インターネット事業では、強みのSEO※2ノウハウを背景に、コンサルティングサービスやコンテンツマーケティング※3、Webサイト制作、運用型広告※4といったデジタルマーケティングサービスやバーティカルメディア※5サービスも展開している。リアルのダイレクトメール事業とバーチャルのインターネット事業という2つの事業ポートフォリオ基盤を兼ね備える強みを生かして、輸入衣料の卸売企業をM&Aしてアパレル事業をスタートしたほか、EC関連サポートサービスといったEC領域に本腰を入れて参入、中期的に他に類を見ないソリューションカンパニーへと進化することを目指している。
※1 フルフィルメント(Fulfillment):通信販売やECなど無店舗販売において、受注から梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収までの一連の業務を指す。
※2 SEO(Search Engine Optimization):検索エンジン最適化のことで、検索エンジンの表示順位基準(アルゴリズム)の解析結果に基づいて、検索エンジンが高い評価をするサイトに最適化すること。
※3 コンテンツマーケティング:既存客や見込み客に対し有益な情報を様々なコンテンツを使って提供することで、広告主の意図する成果に結び付く行動を促すマーケティング施策のこと。
※4 運用型広告:ネットユーザーが広告主の意図するアクションを起こすよう、リアルタイムに入札額や広告素材、ターゲットなどを変更・改善しながら続けていく広告のこと。
※5 バーティカルメディア:利用者に有益な情報やサービスを提供する目的で運営する、特定分野に特化したWebサイトのこと。
新サービス・新規事業のリリースを加速
2. 沿革
同社は、現 代表取締役社長の花矢卓司(はなやたくじ)氏と現 取締役副社長の福村寛敏(ふくむらひろとし)氏によって、2004年にダイレクトメールの発送代行事業を目的に設立された。比較的新しい会社だが、インターネット事業の立ち上げやメールセンターの開設、SEOコンサルティングサービスの提供など、次々と新しいサービスを取り入れ、業容を拡大してきた。2017年には東京証券取引所JASDAQ(現 東証スタンダード)に株式を上場して経営基盤を強化、足元ではダイレクトメール事業とインターネット事業の本格的シナジーの創出を狙って、EC関連サポートサービスなどEC関連領域での事業拡大を進めているところである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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