テリロジーHD Research Memo(5):企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築(1)
[23/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*15:35JST テリロジーHD Research Memo(5):企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築(1)
■テリロジーホールディングス<5133>の特色・強み
1. 「顧客重視」の企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築
創業以来30年以上に及ぶ豊富な実績とノウハウの蓄積、時代の流れを的確に捉える市場対応力、海外新興IT先端企業を発掘する目利き力などに加え、輸入技術とテリロジーグループ独自技術を組み合わせて顧客ニーズに最も適したソリューションを提供できることなどを強みとしている。
同社グループのビジネスモデルの特色・強みの一つとして、「顧客重視」の企業理念を実践するために必要なバリューチェーンを構築していることが挙げられる。すなわち、「常にお客様のニーズに対応」するためのプロセス(技術・製品の調査・発掘など)と、「お客様の満足を実現する」ためのプロセス(複数製品を組み合わせたソリューションの提案や保守体制の整備など)を核に据えた事業バリューチェーンの構築であり、バリューチェーンの各プロセスでパートナーリング戦略を活用していることである。
企業理念に裏打ちされたビジネスモデル/バリューチェーンを構築するためには、企業理念をベースに自社のミッション(使命)とビジョン(将来像)を定め、次にそれらを実現するためのアクションプラン(手段・計画)に落とし込む必要がある。同社では、ミッションに「デジタル社会において、独自の価値あるセキュリティテクノロジーを提供し、あらゆるビジネスシーンでの安心・安全を実現」を、ビジョンに「お客様の課題を価値ある技術の組み合わせにより、独自の最適解決を提案・実現するテクノロジーソリューションオーガナイザーになる」を掲げ、事業バリューチェーンのプロセスにフィットする形のアクションプランに落とし込んでいる。
具体的なアクションプランは、(1)シリコンバレーやイスラエルの先進・先端技術動向に関する継続的な調査・発掘活動、(2)発掘した技術と日本市場及び顧客が抱える課題との適合性の継続的な調査・照会・検証活動、(3)市場導入のための複数技術の組み合わせや適合化開発アレンジによるソリューションへの発展、デリバリー・サポート体制の構築、価値ある提案営業教育、新市場の創造活動、となっている。「顧客重視」の企業理念を実践するアクションプランである。
2. 「目利き力と市場対応力」がコアコンピタンス
企業理念を実践する事業バリューチェーンのベースにあるのは、(1)目利き力と市場対応力(先進・先端技術を発掘する目利き力と、それを市場化して顧客に提供するカルチャライズ力)、(2)ソリューションラインナップ(ネットワーク基盤からエンドポイントまで、あらゆる利用シーンをカバーする多様なセキュリティ&セーフティ・ソリューションラインナップ)、(3)サービス提供の多様性(先進技術製品取り扱い、保守、自社開発ソフトウェア商材、サービス化までプロダクトミックス対応による柔軟な商品提供形態)、(4)実績に裏打ちされた技術力(創業以来30年超にわたる顧客本位をベースにした安定した実績ある技術力)、(5)グローバル対応力(成長著しいアジア新興市場にも展開するグローバル市場対応力)などである。すなわち、海外企業の注目すべき技術トレンド・最先端技術を明確に捉えて、導入・普及させる「目利き力と市場対応力」がコアコンピタンスとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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■テリロジーホールディングス<5133>の特色・強み
1. 「顧客重視」の企業理念を実践するための事業バリューチェーンを構築
創業以来30年以上に及ぶ豊富な実績とノウハウの蓄積、時代の流れを的確に捉える市場対応力、海外新興IT先端企業を発掘する目利き力などに加え、輸入技術とテリロジーグループ独自技術を組み合わせて顧客ニーズに最も適したソリューションを提供できることなどを強みとしている。
同社グループのビジネスモデルの特色・強みの一つとして、「顧客重視」の企業理念を実践するために必要なバリューチェーンを構築していることが挙げられる。すなわち、「常にお客様のニーズに対応」するためのプロセス(技術・製品の調査・発掘など)と、「お客様の満足を実現する」ためのプロセス(複数製品を組み合わせたソリューションの提案や保守体制の整備など)を核に据えた事業バリューチェーンの構築であり、バリューチェーンの各プロセスでパートナーリング戦略を活用していることである。
企業理念に裏打ちされたビジネスモデル/バリューチェーンを構築するためには、企業理念をベースに自社のミッション(使命)とビジョン(将来像)を定め、次にそれらを実現するためのアクションプラン(手段・計画)に落とし込む必要がある。同社では、ミッションに「デジタル社会において、独自の価値あるセキュリティテクノロジーを提供し、あらゆるビジネスシーンでの安心・安全を実現」を、ビジョンに「お客様の課題を価値ある技術の組み合わせにより、独自の最適解決を提案・実現するテクノロジーソリューションオーガナイザーになる」を掲げ、事業バリューチェーンのプロセスにフィットする形のアクションプランに落とし込んでいる。
具体的なアクションプランは、(1)シリコンバレーやイスラエルの先進・先端技術動向に関する継続的な調査・発掘活動、(2)発掘した技術と日本市場及び顧客が抱える課題との適合性の継続的な調査・照会・検証活動、(3)市場導入のための複数技術の組み合わせや適合化開発アレンジによるソリューションへの発展、デリバリー・サポート体制の構築、価値ある提案営業教育、新市場の創造活動、となっている。「顧客重視」の企業理念を実践するアクションプランである。
2. 「目利き力と市場対応力」がコアコンピタンス
企業理念を実践する事業バリューチェーンのベースにあるのは、(1)目利き力と市場対応力(先進・先端技術を発掘する目利き力と、それを市場化して顧客に提供するカルチャライズ力)、(2)ソリューションラインナップ(ネットワーク基盤からエンドポイントまで、あらゆる利用シーンをカバーする多様なセキュリティ&セーフティ・ソリューションラインナップ)、(3)サービス提供の多様性(先進技術製品取り扱い、保守、自社開発ソフトウェア商材、サービス化までプロダクトミックス対応による柔軟な商品提供形態)、(4)実績に裏打ちされた技術力(創業以来30年超にわたる顧客本位をベースにした安定した実績ある技術力)、(5)グローバル対応力(成長著しいアジア新興市場にも展開するグローバル市場対応力)などである。すなわち、海外企業の注目すべき技術トレンド・最先端技術を明確に捉えて、導入・普及させる「目利き力と市場対応力」がコアコンピタンスとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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