ハウスコム Research Memo(4):2024年3月期は増収増益を目指す
[23/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*12:44JST ハウスコム Research Memo(4):2024年3月期は増収増益を目指す
■今後の見通し
● 2024年3月期の連結業績見通し
ハウスコム<3275>の2024年3月期の連結業績については、営業収益で前期比0.8%増の14,288百万円、営業利益で同17.4%増の462百万円、経常利益で同4.1%増の646百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.9%増の389百万円を見込んでいる。2024年3月期は、2021年12月に策定した「新成長戦略」のもと、再び増収増益の達成を目指しており、特に営業収益については過去最高の更新を視野に入れている。今期予定されている主な取り組みとしては、新規出店を抑制しつつ1店舗あたりの採算性・収益性を重視した経営への方針転換、家主向け新サービスの導入・拡大、業務効率・生産性向上に向けたDXの推進などが挙げられ、これらにより成長戦略である「事業領域の拡大及び競争力の強化等による成長の加速」に取り組む計画としている。具体的には、店舗数を200店舗程度で維持しつつ、店舗での効率化推進による収益性向上、継続収入型サービスの拡充による収益構造の転換と多様化、DX推進による最高の顧客体験の提供・生産性の向上などの各種施策の実行によって営業収益、各利益を伸長させることを計画している。
2024年3月期の業績予想に関して、弊社は達成の可能性は十分にあると考える。コロナ禍になる前(2017年3月期〜2020年3月期)の同社の営業収益CAGRは8.8%であり、2019年3月期の営業利益率は9.9%と事業の成長性が元々高いこと、収益性も回復してきていることなどが理由だ。また、同社はもともと業績計画を保守的に開示する傾向がある。新成長戦略の実行により高まった成長性と収益性を考慮すると予想を上回る業績で着地する可能性もあり、投資家の注目度は今後大きく高まっていくと弊社は考える。なお、同社はリーシング機能や物件管理に活用できる「スマートシステムPLUSサービス」の導入などを活用して、中堅管理会社との協業にも取り組んでおり、これらの地道な取り組みが将来のさらなる成長拡大の布石になることを期待したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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■今後の見通し
● 2024年3月期の連結業績見通し
ハウスコム<3275>の2024年3月期の連結業績については、営業収益で前期比0.8%増の14,288百万円、営業利益で同17.4%増の462百万円、経常利益で同4.1%増の646百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.9%増の389百万円を見込んでいる。2024年3月期は、2021年12月に策定した「新成長戦略」のもと、再び増収増益の達成を目指しており、特に営業収益については過去最高の更新を視野に入れている。今期予定されている主な取り組みとしては、新規出店を抑制しつつ1店舗あたりの採算性・収益性を重視した経営への方針転換、家主向け新サービスの導入・拡大、業務効率・生産性向上に向けたDXの推進などが挙げられ、これらにより成長戦略である「事業領域の拡大及び競争力の強化等による成長の加速」に取り組む計画としている。具体的には、店舗数を200店舗程度で維持しつつ、店舗での効率化推進による収益性向上、継続収入型サービスの拡充による収益構造の転換と多様化、DX推進による最高の顧客体験の提供・生産性の向上などの各種施策の実行によって営業収益、各利益を伸長させることを計画している。
2024年3月期の業績予想に関して、弊社は達成の可能性は十分にあると考える。コロナ禍になる前(2017年3月期〜2020年3月期)の同社の営業収益CAGRは8.8%であり、2019年3月期の営業利益率は9.9%と事業の成長性が元々高いこと、収益性も回復してきていることなどが理由だ。また、同社はもともと業績計画を保守的に開示する傾向がある。新成長戦略の実行により高まった成長性と収益性を考慮すると予想を上回る業績で着地する可能性もあり、投資家の注目度は今後大きく高まっていくと弊社は考える。なお、同社はリーシング機能や物件管理に活用できる「スマートシステムPLUSサービス」の導入などを活用して、中堅管理会社との協業にも取り組んでおり、これらの地道な取り組みが将来のさらなる成長拡大の布石になることを期待したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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