三栄コーポレーション---1Qは大幅な増益、服飾雑貨事業が好調に推移
[23/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*11:32JST 三栄コーポレーション---1Qは大幅な増益、服飾雑貨事業が好調に推移
三栄コーポレーション<8119>は28日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%減の83.33億円、営業損失が0.03億円(前年同期は2.44億円の損失)、経常利益が1.31億円(同1.97億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.37億円(同2.71億円の損失)となった。
家具家庭用品事業の売上高は前年同期比29.8%減の39.77億円となった。長引くコロナ禍から社会・経済活動が正常化へ移行する中、巣ごもり消費の減退は顕著となっており、OEM事業では受注状況が大きく減少した。ブランド事業においても、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy & Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションや「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げが、前年同期比減少した。セグメント利益については、売上総利益率の改善が図られたものの、売上高の減少を主因として、同1.59億円減の0.88億円となった。
服飾雑貨事業の売上高は同66.3%増の29.88億円となった。移動・行動制限の緩和により外出やトラベル関連の需要が増加していることから、外出やトラベル関連の商材の売り上げが大幅に回復しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においては、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーおよびベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売するL&Sコーポレーションの売り上げが、店舗網のダウンサイズを進めながらも、前年同水準で推移した。セグメント利益については、売上高の増加に加えて、ブランド子会社での採算性向上を主因に、同3.65億円増の1.24億円となった。
家電事業の売上高は同9.9%減の8.88億円となった。OEM事業では、季節商品の受注増などにより前年同期比増加となった。ブランド事業においては、理美容家電の売り上げは堅調に推移したが、調理家電において、巣ごもり需要の減退や前年計上した海外での大口売上が一過性のものであったことから、全体として前期比減少となった。なお、理美容家電・調理家電のブランド販売子会社ゼリックコーポレーションは2023年4月1日付けで同社に吸収合併(簡易合併・略式合併)している。セグメント利益については、売上高は減少したものの売上総利益率の改善を主因に、同0.10億円改善し、0.36億円の損失となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.9%減の360.00億円、営業利益が1.20億円、経常利益が2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.30億円とする期初計画を据え置いている。
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三栄コーポレーション<8119>は28日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%減の83.33億円、営業損失が0.03億円(前年同期は2.44億円の損失)、経常利益が1.31億円(同1.97億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.37億円(同2.71億円の損失)となった。
家具家庭用品事業の売上高は前年同期比29.8%減の39.77億円となった。長引くコロナ禍から社会・経済活動が正常化へ移行する中、巣ごもり消費の減退は顕著となっており、OEM事業では受注状況が大きく減少した。ブランド事業においても、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy & Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションや「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げが、前年同期比減少した。セグメント利益については、売上総利益率の改善が図られたものの、売上高の減少を主因として、同1.59億円減の0.88億円となった。
服飾雑貨事業の売上高は同66.3%増の29.88億円となった。移動・行動制限の緩和により外出やトラベル関連の需要が増加していることから、外出やトラベル関連の商材の売り上げが大幅に回復しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においては、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーおよびベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売するL&Sコーポレーションの売り上げが、店舗網のダウンサイズを進めながらも、前年同水準で推移した。セグメント利益については、売上高の増加に加えて、ブランド子会社での採算性向上を主因に、同3.65億円増の1.24億円となった。
家電事業の売上高は同9.9%減の8.88億円となった。OEM事業では、季節商品の受注増などにより前年同期比増加となった。ブランド事業においては、理美容家電の売り上げは堅調に推移したが、調理家電において、巣ごもり需要の減退や前年計上した海外での大口売上が一過性のものであったことから、全体として前期比減少となった。なお、理美容家電・調理家電のブランド販売子会社ゼリックコーポレーションは2023年4月1日付けで同社に吸収合併(簡易合併・略式合併)している。セグメント利益については、売上高は減少したものの売上総利益率の改善を主因に、同0.10億円改善し、0.36億円の損失となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.9%減の360.00億円、営業利益が1.20億円、経常利益が2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.30億円とする期初計画を据え置いている。
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