カンロ---3Qも2ケタ増収増益、通期業績予想の上方修正と期末配当予想の修正を発表
[23/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*12:56JST カンロ---3Qも2ケタ増収増益、通期業績予想の上方修正と期末配当予想の修正を発表
カンロ<2216>は27日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比15.0%増の206.09億円、営業利益が同72.6%増の22.35億円、経常利益が同66.9%増の22.62億円、四半期純利益が同65.7%増の15.51億円となった。
同社は企業パーパス「Sweeten the Future心がひとつぶ、大きくなる。」の下、3ヶ年計画の2年目となる「中期経営計画2024」の3つの事業戦略(「価値創造」・「ESG経営」・「事業領域の拡大」)を着実に推し進めている。上期における需要の急激な増加を受けて、安定供給の観点から3月以降一部製品につき休売等の対応を実施しているが、人員増強を含む生産体制整備の進捗により、主力ブランドを中心にグミ・飴共に更なる需要取り込みが可能となり、増収となった。
飴は、のど飴カテゴリー及びZ世代向け商品を含むファンシーカテゴリーを中心に袋形態が増加すると共に、ウィズコロナへの本格移行に伴いコンパクトサイズ形態・スティック形態の需要も回復し、前年同期比14.7%増の104.60億円となった。製品別では、ノンシュガーのど飴シリーズの「ノンシュガー果実のど飴」、「ノンシュガースーパーメントールのど飴」に加え、テレビコマーシャルを実施した「健康のど飴」シリーズが好調に推移した。グミは、発売20周年の昨年に大きく伸長した主力ブランド「ピュレグミ」シリーズが、テレビコマーシャルも功を奏し販売増となり、ハード系の「カンデミーナグミ」、直営店舗ヒトツブカンロ・デジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」での高付加価値商品「グミッツェル」の伸びとも相俟って同17.1%増の96.54億円となった。素材菓子は同12.5%減の4.91億円となった。なお、休売等の影響による商品アイテムの絞り込みは継続しており、来年度も見据え更なる生産体制拡充への取組みを進めている。
利益面では、昨年に続き一部商品の価格改定及び内容量の変更を実施した。継続する原材料価格の値上がりにより変動費率は上昇したが、販売数量増加と生産性向上に伴う限界利益の増加により、売上総利益は同19.4%増の82.65億円となった。営業利益は、テレビコマーシャル及び各種商品キャンペーンの実施による広告宣伝費の増加、人員増加等による人件費の増加に加えて、事業領域拡大への施策経費を含む一般費が増加したものの同72.6%増益の22.35億円となった。
2023年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比13.5%増(前回予想比2.9%増)の285.00億円、営業利益が同52.1%増(同20.0%増)の29.40億円、経常利益が同48.4%増(同20.2%増)の29.70億円、当期純利益が同52.3%増(同22.0%増)の20.50億円としている。また、当期の期末配当予想について、通期業績予想を上方修正することに伴い、1株当たり8.00円増配し、30.00円とすることを発表した。これにより、年間配当予想は1株当たり50.00円となる。
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カンロ<2216>は27日、2023年12月期第3四半期(23年1月-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比15.0%増の206.09億円、営業利益が同72.6%増の22.35億円、経常利益が同66.9%増の22.62億円、四半期純利益が同65.7%増の15.51億円となった。
同社は企業パーパス「Sweeten the Future心がひとつぶ、大きくなる。」の下、3ヶ年計画の2年目となる「中期経営計画2024」の3つの事業戦略(「価値創造」・「ESG経営」・「事業領域の拡大」)を着実に推し進めている。上期における需要の急激な増加を受けて、安定供給の観点から3月以降一部製品につき休売等の対応を実施しているが、人員増強を含む生産体制整備の進捗により、主力ブランドを中心にグミ・飴共に更なる需要取り込みが可能となり、増収となった。
飴は、のど飴カテゴリー及びZ世代向け商品を含むファンシーカテゴリーを中心に袋形態が増加すると共に、ウィズコロナへの本格移行に伴いコンパクトサイズ形態・スティック形態の需要も回復し、前年同期比14.7%増の104.60億円となった。製品別では、ノンシュガーのど飴シリーズの「ノンシュガー果実のど飴」、「ノンシュガースーパーメントールのど飴」に加え、テレビコマーシャルを実施した「健康のど飴」シリーズが好調に推移した。グミは、発売20周年の昨年に大きく伸長した主力ブランド「ピュレグミ」シリーズが、テレビコマーシャルも功を奏し販売増となり、ハード系の「カンデミーナグミ」、直営店舗ヒトツブカンロ・デジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」での高付加価値商品「グミッツェル」の伸びとも相俟って同17.1%増の96.54億円となった。素材菓子は同12.5%減の4.91億円となった。なお、休売等の影響による商品アイテムの絞り込みは継続しており、来年度も見据え更なる生産体制拡充への取組みを進めている。
利益面では、昨年に続き一部商品の価格改定及び内容量の変更を実施した。継続する原材料価格の値上がりにより変動費率は上昇したが、販売数量増加と生産性向上に伴う限界利益の増加により、売上総利益は同19.4%増の82.65億円となった。営業利益は、テレビコマーシャル及び各種商品キャンペーンの実施による広告宣伝費の増加、人員増加等による人件費の増加に加えて、事業領域拡大への施策経費を含む一般費が増加したものの同72.6%増益の22.35億円となった。
2023年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比13.5%増(前回予想比2.9%増)の285.00億円、営業利益が同52.1%増(同20.0%増)の29.40億円、経常利益が同48.4%増(同20.2%増)の29.70億円、当期純利益が同52.3%増(同22.0%増)の20.50億円としている。また、当期の期末配当予想について、通期業績予想を上方修正することに伴い、1株当たり8.00円増配し、30.00円とすることを発表した。これにより、年間配当予想は1株当たり50.00円となる。
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