ブランジスタ Research Memo(6):「アクセルジャパン」が好調な結果、2023年9月期は超過達成・最高益更新
[23/12/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*15:36JST ブランジスタ Research Memo(6):「アクセルジャパン」が好調な結果、2023年9月期は超過達成・最高益更新
■業績動向
1. 2023年9月期の業績動向
ブランジスタ<6176>の2023年9月期の業績は、売上高4,558百万円(前期比35.7%増)、営業利益604百万円(同136.0%増)、経常利益601百万円(同133.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益579百万円(同224.5%増)と非常に好調で、売上高、営業利益、経常利益が過去最高を更新した。また、期初の通期業績予想に対し、売上高で+458百万円、営業利益+204百万円、経常利益で+201百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で+329百万円の大幅な超過達成となった。超過達成の最大の要因は、2022年10月にサービスを開始したばかりの「アクセルジャパン」の好スタートにあり、同社の成長に弾みがついたといえそうだ。なお、「アクセルジャパン」の好調を背景に繰延税金資産を計上したことで法人税等調整額が減少したため、当期純利益の増加率、超過達成幅が一時的に大きくなっている。
日本経済は、各種政策の効果もあって雇用・所得環境が改善し、緩やかな回復が続くことが期待されている一方で、世界的な金融引締めや景気の下振れ、原材料価格高騰による物価上昇などの影響が下押しリスクとなっており、依然として先行きは不透明な状況が続いている。一方、新型コロナウイルス感染症の2類相当から5類への移行により、宿泊や飲食など観光・外出需要が戻りつつあり、観光・外食関連企業では市場が回復していることや自治体では観光やふるさと納税受入額の増加に向けて、アピール意欲も高まってきたようだ。このような状況のもと、同社は既存サービスに加え、2022年10月より「アクセルジャパン」を開始するなど業容拡大に努めた。売上高は新規事業の「アクセルジャパン」がけん引する形で伸長し、利益面でも「アクセルジャパン」の立ち上げに際した広告など先行費用は発生したものの、増収効果と利益率の高い「アクセルジャパン」が好調なことから大幅な増益を達成することとなった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
■業績動向
1. 2023年9月期の業績動向
ブランジスタ<6176>の2023年9月期の業績は、売上高4,558百万円(前期比35.7%増)、営業利益604百万円(同136.0%増)、経常利益601百万円(同133.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益579百万円(同224.5%増)と非常に好調で、売上高、営業利益、経常利益が過去最高を更新した。また、期初の通期業績予想に対し、売上高で+458百万円、営業利益+204百万円、経常利益で+201百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で+329百万円の大幅な超過達成となった。超過達成の最大の要因は、2022年10月にサービスを開始したばかりの「アクセルジャパン」の好スタートにあり、同社の成長に弾みがついたといえそうだ。なお、「アクセルジャパン」の好調を背景に繰延税金資産を計上したことで法人税等調整額が減少したため、当期純利益の増加率、超過達成幅が一時的に大きくなっている。
日本経済は、各種政策の効果もあって雇用・所得環境が改善し、緩やかな回復が続くことが期待されている一方で、世界的な金融引締めや景気の下振れ、原材料価格高騰による物価上昇などの影響が下押しリスクとなっており、依然として先行きは不透明な状況が続いている。一方、新型コロナウイルス感染症の2類相当から5類への移行により、宿泊や飲食など観光・外出需要が戻りつつあり、観光・外食関連企業では市場が回復していることや自治体では観光やふるさと納税受入額の増加に向けて、アピール意欲も高まってきたようだ。このような状況のもと、同社は既存サービスに加え、2022年10月より「アクセルジャパン」を開始するなど業容拡大に努めた。売上高は新規事業の「アクセルジャパン」がけん引する形で伸長し、利益面でも「アクセルジャパン」の立ち上げに際した広告など先行費用は発生したものの、増収効果と利益率の高い「アクセルジャパン」が好調なことから大幅な増益を達成することとなった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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