エリアリンク Research Memo(5):2023年12月期は売上高・利益ともに期初予想を上回って着地(2)
[24/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*12:45JST エリアリンク Research Memo(5):2023年12月期は売上高・利益ともに期初予想を上回って着地(2)
■業績動向
2. 財務状況と経営指標
エリアリンク<8914>の2023年12月期末の流動資産は、前期末比1,854百万円増加し21,887百万円となった。これは主として、販売用不動産、仕掛販売用不動産が1,164百万円、現金及び預金が696百万円それぞれ増加したことなどによる。固定資産は同2,177百万円増加し27,788百万円となった。これは主として工具、器具及び備品の取得などにより有形固定資産が2,384百万円増加したことなどによる。この結果、資産合計は同4,032百万円増加し49,676百万円となった。
流動負債は、前期末比843百万円増加し7,062百万円となった。これは主として短期借入金等が693百万円増加したことなどによる。固定負債は同1,241百万円増加し17,592百万円となった。これは主として長期未払金が706百万円、長期前受収益が244百万円それぞれ減少した一方、長期借入金、社債等が2,013百万円増加したことなどによる。この結果、負債合計は同2,084百万円増加し24,655百万円となった。
純資産合計は、前期末比1,948百万円増加し25,021百万円となった。これは主として当期純利益による増加2,821百万円、配当金の支払による減少874百万円などによって、繰越利益剰余金が1,946百万円増加したことなどによる。
以上の結果、有利子負債は前期末比2,707百万円増加し16,755百万円となった。また、自己資本比率は(前期末は50.5%)と同社が目標とする50%を維持し、2023年3月期東証プライム・スタンダード・グロース市場合計の不動産業平均の33.0%を上回る高い安全性を確保している。また、ROAは8.5%、ROEは11.7%と、東証プライム・スタンダード・グロース市場合計の不動産業平均のROA 4.2%、ROE 8.7%を上回り、高い収益性も維持している。
2023年12月期の現金及び現金同等物は前期末比696百万円増加し、期末残高は14,995百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは3,530百万円の収入となった。主な内訳は、法人税等の支払額1,169百万円等の減少要因に対して、税引前当期純利益4,070百万円、減価償却費計上額1,130百万円などの増加要因による。投資活動によるキャッシュ・フローは4,667百万円の支出であったが、主な内訳は、有形固定資産の取得による支出額4,801百万円などの減少要因による。財務活動によるキャッシュ・フローは1,818百万円の収入となった。主な内訳は、長期借入金の返済による支出額2,603百万円、配当金の支払額873百万円等の減少要因に対して、長期借入れによる収入5,362百万円などの増加要因による。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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■業績動向
2. 財務状況と経営指標
エリアリンク<8914>の2023年12月期末の流動資産は、前期末比1,854百万円増加し21,887百万円となった。これは主として、販売用不動産、仕掛販売用不動産が1,164百万円、現金及び預金が696百万円それぞれ増加したことなどによる。固定資産は同2,177百万円増加し27,788百万円となった。これは主として工具、器具及び備品の取得などにより有形固定資産が2,384百万円増加したことなどによる。この結果、資産合計は同4,032百万円増加し49,676百万円となった。
流動負債は、前期末比843百万円増加し7,062百万円となった。これは主として短期借入金等が693百万円増加したことなどによる。固定負債は同1,241百万円増加し17,592百万円となった。これは主として長期未払金が706百万円、長期前受収益が244百万円それぞれ減少した一方、長期借入金、社債等が2,013百万円増加したことなどによる。この結果、負債合計は同2,084百万円増加し24,655百万円となった。
純資産合計は、前期末比1,948百万円増加し25,021百万円となった。これは主として当期純利益による増加2,821百万円、配当金の支払による減少874百万円などによって、繰越利益剰余金が1,946百万円増加したことなどによる。
以上の結果、有利子負債は前期末比2,707百万円増加し16,755百万円となった。また、自己資本比率は(前期末は50.5%)と同社が目標とする50%を維持し、2023年3月期東証プライム・スタンダード・グロース市場合計の不動産業平均の33.0%を上回る高い安全性を確保している。また、ROAは8.5%、ROEは11.7%と、東証プライム・スタンダード・グロース市場合計の不動産業平均のROA 4.2%、ROE 8.7%を上回り、高い収益性も維持している。
2023年12月期の現金及び現金同等物は前期末比696百万円増加し、期末残高は14,995百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは3,530百万円の収入となった。主な内訳は、法人税等の支払額1,169百万円等の減少要因に対して、税引前当期純利益4,070百万円、減価償却費計上額1,130百万円などの増加要因による。投資活動によるキャッシュ・フローは4,667百万円の支出であったが、主な内訳は、有形固定資産の取得による支出額4,801百万円などの減少要因による。財務活動によるキャッシュ・フローは1,818百万円の収入となった。主な内訳は、長期借入金の返済による支出額2,603百万円、配当金の支払額873百万円等の減少要因に対して、長期借入れによる収入5,362百万円などの増加要因による。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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