ニフティライフスタイル:不動産テック領域が事業の柱
[24/07/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*11:00JST ニフティライフスタイル:不動産テック領域が事業の柱
ニフティライフスタイル<4262>は、ライフスタイル領域でユーザーの行動を支援するための「行動支援サービス事業」を展開している。
同事業を構成するサービスとして、不動産テック領域のニフティ不動産、ウェルネステック領域のニフティ温泉、クロステック領域のDFOやSEOコンサルティングがある。24年3月期の売上高に対して不動産テック領域が76%を占め、クロステック領域が15%、ウェルネステック領域が9%の構成となっている。主要サービスの「ニフティ不動産」は大手不動産ポータルサイトの物件情報をまとめて比較・検討できるお部屋探しサービスで、2024年3月に1,100万DLを突破。アプリユーザーは問い合わせ行動意欲が高い傾向にあり、アプリからの送客率(CVR)はWEBと比較し5〜10倍の差があるため、アプリの利便性向上とダウンロード獲得に注力、20年の歴史による先行者メリットを享受している。
24年3月期の売上高は前期比18.3%増の3,559百万円、営業利益は同63.4%増の933百円で着地した。ニフティ不動産のMAU(マンスリーアクティブユーザー)が前年同期比14.5%増の491万人となり業績全体を牽引。また、2023年9月に子会社化したジラフ社によるSEOコンサルティングやWEBサイトのデザイン制作案件の貢献等もあり、四半期単体で初の10億円超となる大幅な増収を達成した。25年3月期の売上高は同33.9%増の4,764百万円、営業利益は同2.7%増の958百万円と増収増益見通しとなっている。24年5月に連結子会社化したドアーズ社の影響で期初予想値と比較して8億円程度上回り、中期経営計画目標を1年前倒しで達成する見通しとなった。
ドアーズ社は、ユーザーと外壁塗装事業者を結ぶマッチングプラットフォーム「外壁塗装の窓口」を展開しており、全国のリフォーム店や塗装専門会社等との強固なネットワークを基盤に外壁塗装を希望するユーザーに対し要望に沿った優良施工店を紹介している。加盟店数は約5,300社と国内最大級の規模となっており、問い合わせ時(ユーザー紹介時)と成約時の2段階でマネタイズポイントが訪れる独自モデルとなっている。ドアーズ社の子会社化により、不動産テック領域では既存事業の強化と「リフォーム(外壁塗装)」領域へ参入して事業を強化できる。ウェルネステック領域やクロステック領域も底堅い成長が見込めそうで、中長期的には売上高100億円規模の企業成長を目指す。
<NH>
ニフティライフスタイル<4262>は、ライフスタイル領域でユーザーの行動を支援するための「行動支援サービス事業」を展開している。
同事業を構成するサービスとして、不動産テック領域のニフティ不動産、ウェルネステック領域のニフティ温泉、クロステック領域のDFOやSEOコンサルティングがある。24年3月期の売上高に対して不動産テック領域が76%を占め、クロステック領域が15%、ウェルネステック領域が9%の構成となっている。主要サービスの「ニフティ不動産」は大手不動産ポータルサイトの物件情報をまとめて比較・検討できるお部屋探しサービスで、2024年3月に1,100万DLを突破。アプリユーザーは問い合わせ行動意欲が高い傾向にあり、アプリからの送客率(CVR)はWEBと比較し5〜10倍の差があるため、アプリの利便性向上とダウンロード獲得に注力、20年の歴史による先行者メリットを享受している。
24年3月期の売上高は前期比18.3%増の3,559百万円、営業利益は同63.4%増の933百円で着地した。ニフティ不動産のMAU(マンスリーアクティブユーザー)が前年同期比14.5%増の491万人となり業績全体を牽引。また、2023年9月に子会社化したジラフ社によるSEOコンサルティングやWEBサイトのデザイン制作案件の貢献等もあり、四半期単体で初の10億円超となる大幅な増収を達成した。25年3月期の売上高は同33.9%増の4,764百万円、営業利益は同2.7%増の958百万円と増収増益見通しとなっている。24年5月に連結子会社化したドアーズ社の影響で期初予想値と比較して8億円程度上回り、中期経営計画目標を1年前倒しで達成する見通しとなった。
ドアーズ社は、ユーザーと外壁塗装事業者を結ぶマッチングプラットフォーム「外壁塗装の窓口」を展開しており、全国のリフォーム店や塗装専門会社等との強固なネットワークを基盤に外壁塗装を希望するユーザーに対し要望に沿った優良施工店を紹介している。加盟店数は約5,300社と国内最大級の規模となっており、問い合わせ時(ユーザー紹介時)と成約時の2段階でマネタイズポイントが訪れる独自モデルとなっている。ドアーズ社の子会社化により、不動産テック領域では既存事業の強化と「リフォーム(外壁塗装)」領域へ参入して事業を強化できる。ウェルネステック領域やクロステック領域も底堅い成長が見込めそうで、中長期的には売上高100億円規模の企業成長を目指す。
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