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ファンペップ Research Memo(8):開発ステージのため当面は営業損失が続く見通し

注目トピックス 日本株
*14:08JST ファンペップ Research Memo(8):開発ステージのため当面は営業損失が続く見通し
■ファンペップ<4881>の業績及び財務状況

1. 業績動向
(1) 2024年12月期第2四半期累計業績の概要
2024年12月期第2四半期累計の連結業績は、事業収益が前年同期比横ばいの0.5百万円、営業損失が395百万円(同622百万円の損失)、経常損失が382百万円(同589百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が379百万円(同585百万円の損失)となった。

事業収益は、化粧品分野向け機能性ペプチドの販売収入となる。費用面では、「FPP005」の非臨床試験費用等が減少したことにより研究開発費が前年同期比225百万円減少の226百万円となった。一方、販管費は同1百万円減少の170百万円となった。第2四半期末の連結従業員数は20名(派遣社員5名含む、研究開発部門は14名)と前年同期比で2名増加した(うち、派遣社員3名増)。そのほか営業外収支が20百万円悪化したが、主には補助金収入の減少(同21百万円減の14百万円)によるものである。

(2) 2024年12月期の業績見通し
2024年12月期の業績見通しについては、同社グループの事業収益が研究開発の進捗状況や提携候補先との交渉状況などによって大きく変動する可能性があるため、現時点では未定としている。費用計画に関しては、研究開発費を期初計画の500百万円から600百万円に増額した。「SR-0379」の02試験実施に伴う費用増を見込んでいる。販管費については300百万円と期初計画通りとなる見通し。このため、今後新たな契約一時金やマイルストーン等の発生がなければ、事業収益は前期とほぼ同水準となり、営業損失は研究開発費の減少により若干縮小する見込みだ。ただ、2025年12月期は「SR-0379」の02試験や「FPP004X」の第1相臨床試験が開始されることから、研究開発費は11億円前後の水準まで増加し、営業損失も拡大する可能性がある。


事業活動資金は2〜3年分を目安に確保すべく、資金調達を適宜実施

2. 財務状況
2024年12月期第2四半期末の財務状況は、資産合計は前期末比197百万円増加の2,688百万円となった。流動資産では、現金及び預金が167百万円増加し、固定資産では有形固定資産が1百万円、ファンペップヘルスケアに係るのれん及び契約関連無形資産が19百万円減少した。

負債合計は前期末比351百万円増加の541百万円となった。「FPP004X」のオプション契約に関する塩野義製薬からの契約一時金300百万円を前受金として計上したほか、未払金が38百万円増加したことによる。また、純資産合計は前期末比154百万円減少の2,146百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純損失379百万円を計上した一方で、塩野義製薬に対する第三者割当増資や新株予約権の行使等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ111百万円増加した。

2024年12月期第2四半期末の現金及び預金の残高は1,961百万円となっている。同社は今後も開発ステージが続くことから、研究開発を中心とした事業活動のための手元資金については2〜3年分を目安に確保する意向であり、同方針に基づき2024年7月には第三者割当による第11回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行した。潜在株式数は640万株(希薄化率24.6%)で当初行使価額が179円、下限行使価額は90円で設定している。当初行使価額で行使された場合、1,139百万円を調達できることになり、すべて「SR-0379」の開発費に充当する計画だ(支出予定時期2024年12月期第3四半期〜2027年12月期)。なお、8月19日時点で276万株が行使され(行使率43%)、368百万円を調達した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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