コーア商事HD Research Memo(9):配当方針を「原則、毎年増配」に変更
[24/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*12:09JST コーア商事HD Research Memo(9):配当方針を「原則、毎年増配」に変更
■株主還元策
コーア商事ホールディングス<9273>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、株主に対する利益還元は経営の重要課題と位置付け、「原則、毎年増配」を基本方針とする。従来は「安定した配当政策の実施」を基本方針としていたが、株主への利益還元を推し進める姿勢を明確にするため、2025年6月期より配当方針を変更した。一方で、将来にわたる企業成長と経営環境の変化に対応するために、必要な内部留保を充実させるとともに、今後も成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入し、企業の持続的成長と中長期的な企業価値、株主価値の向上を目指す。
2024年6月期は、1株当たり年間配当金を13.0円と前期比1.0円の増配とし、2019年6月期から増配を続けている。2025年6月期も、14.0円と同1.0円の増配を計画する。配当性向は、2024年6月期が17.5%、2025年6月期も19.1%と、プライム市場の平均に比べて見劣りすることが課題であるが、同社グループでは成長分野に資金を投入することで、業績向上と増配の継続によって株主の期待に応える考えだ。
また、期末配当に加えて、株主優待制度を実施している。6月末日を基準に、200株以上の保有株主に対しQUOカード1,000円分を、また200株以上かつ1年以上継続保有する株主にはQUOカード2,000円分を贈呈する。同社の株式をできるだけ中長期にわたり保有してもらうことが狙いだ。
さらに、プライム市場の上場維持基準である流通株式比率35%以上を維持するために、今後も積極的なIR活動の実施や株主還元策など、引き続き持続的な企業価値向上に努める方針だ。弊社では、中長期の事業計画に従って、着実に業績拡大を継続することが何よりも重要であると考えており、今後も事業計画の進捗状況を注視したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<EY>
■株主還元策
コーア商事ホールディングス<9273>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、株主に対する利益還元は経営の重要課題と位置付け、「原則、毎年増配」を基本方針とする。従来は「安定した配当政策の実施」を基本方針としていたが、株主への利益還元を推し進める姿勢を明確にするため、2025年6月期より配当方針を変更した。一方で、将来にわたる企業成長と経営環境の変化に対応するために、必要な内部留保を充実させるとともに、今後も成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入し、企業の持続的成長と中長期的な企業価値、株主価値の向上を目指す。
2024年6月期は、1株当たり年間配当金を13.0円と前期比1.0円の増配とし、2019年6月期から増配を続けている。2025年6月期も、14.0円と同1.0円の増配を計画する。配当性向は、2024年6月期が17.5%、2025年6月期も19.1%と、プライム市場の平均に比べて見劣りすることが課題であるが、同社グループでは成長分野に資金を投入することで、業績向上と増配の継続によって株主の期待に応える考えだ。
また、期末配当に加えて、株主優待制度を実施している。6月末日を基準に、200株以上の保有株主に対しQUOカード1,000円分を、また200株以上かつ1年以上継続保有する株主にはQUOカード2,000円分を贈呈する。同社の株式をできるだけ中長期にわたり保有してもらうことが狙いだ。
さらに、プライム市場の上場維持基準である流通株式比率35%以上を維持するために、今後も積極的なIR活動の実施や株主還元策など、引き続き持続的な企業価値向上に努める方針だ。弊社では、中長期の事業計画に従って、着実に業績拡大を継続することが何よりも重要であると考えており、今後も事業計画の進捗状況を注視したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<EY>