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カラダノート Research Memo(2):家族のつながりを起点としたヘルスケア事業を展開

注目トピックス 日本株
*16:12JST カラダノート Research Memo(2):家族のつながりを起点としたヘルスケア事業を展開
■会社概要

カラダノート<4014>は、「家族の健康を支え 笑顔をふやす」というビジョンの下、家族のつながりを起点とした様々な社会課題をテクノロジーで解決することを目指し、家族と向き合うすべての人のアシスタントとして心身ともに健康な生活を支援するヘルスケア事業を展開している。主に妊娠育児層のママを対象として、アプリを含む自社コンテンツや外部広告を通じて、応募するとプレゼントがもらえるアンケート付きキャンペーンサイトに誘導し、そこで取得した生活状況などを含む個人情報をパーソナルデータとして預かり、蓄積している。蓄積したパーソナルデータを基に、ユーザーのニーズに沿ったサービスをレコメンドし、企業へ見込み客を送客するフロー型ビジネスから、ストック型ビジネス(かぞくの保険・カラダノートウォーター)へビジネスモデルの転換を図ることで、安定した収益基盤を構築し、さらなる成長を目指している。

● 沿革
「健康の悩みや不安を抱いている人を助けたい」という想いから、2008年12月に現 代表取締役である佐藤竜也(さとうたつや)氏が1人で同社を創業した。同氏は慶應義塾大学経済学部に入学し、2006年にインターン先においてガラケー検索エンジン対策事業(モバイルSEO)を立ち上げている。この時に検索ワード上位にランクインしていたのが、「妊娠」「うつ」といった心身の健康に関するワードだったそうだ。「困っている人を助けたい」という幼少期からの想いが、自ら起業することを決意させた。キャリア公式携帯サイト、ソーシャルゲーム、スマホアプリ/Webと、様々に手段が変遷してきたが、軸となる想いは変わっていない。第1号のアプリは2010年リリースの禁煙支援アプリだが、現存する最も歴史の長いアプリは2011年12月7日にリリースしたプレママ向け情報提供アプリ「妊娠なう(現 ママびより)」である。ユーザー基盤の拡大に努めたことから、同アプリはデファクト・スタンダードとなる。その後は自社アプリのほか、その知見を生かした製薬企業向け受託開発を手掛けており、2013年頃からは健康アプリだけでなく健康知識共有サイト(カラダノート)も始めるなど、様々な事業・サービスを展開している。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)



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