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ネクスグループ Research Memo(4):M&Aによる収益力強化の施策が奏功。収益体質良化でEBITDAは黒字化

注目トピックス 日本株
*11:34JST ネクスグループ Research Memo(4):M&Aによる収益力強化の施策が奏功。収益体質良化でEBITDAは黒字化
■ネクスグループ<6634>の業績動向

1. 2025年11月期の業績概要
2025年11月期の連結業績は、売上高が3,562百万円(前期比67.2%増)、営業損失が223百万円(前期は246百万円の損失)、経常損失が250百万円(同230百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が728百万円(同289百万円の損失)となった。親会社株主に帰属する当期純損失は、M&Aに伴う費用やのれん償却の影響を受け728百万円まで拡大した一方で、のれん償却額を加味したEBITDAは38百万円(前期は70百万円の損失)と黒字転換しており、基礎的なキャッシュ創出力が改善傾向にあると弊社では見ている。

同社グループは、デジタルコンテンツ事業及びWeb3領域を成長分野と位置付け、既存事業の強化と並行してM&Aを含む収益力強化施策を推進している。2025年11月期においては、2025年2月にネクスデジタルグループを連結子会社化し、Zaif、チューリンガム、ネクスソフトなどが新たにグループへ加わった。これにより、同社グループの事業ポートフォリオは、従来のデジタルコンテンツやソリューション事業に加え、暗号資産・ブロックチェーン分野が拡大した。

また、同年7月にはネクスデジタルグループに対する貸付債権の一部放棄と増資引受を実施し、財務基盤の健全化を図った。さらに9月には商号変更と本店所在地の移転を行い、ブランド戦略の再構築と業務効率化を推進した。係属中の訴訟・紛争案件については、継続的にリスク評価と財務影響の把握を行っているが、当期において重要な財務影響は発生していない。

IoT関連事業の子会社であるネクスについては、事業特性及び成長戦略を踏まえ、CAICA DIGITALを完全親会社とする株式交換を実施し、グループ経営の最適化を図った。IoTハードウェア事業の位置付けを見直し、グループ全体として成長性と戦略的整合性を重視した再編を進めた点は、今後の収益構造改善に向けた重要な施策と評価できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木 稜司)



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