米国株式相場 まちまち、アジアや欧州相場の下落受け
[14/03/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は11.17ドル安の16340.08、ナスダックは16.15ポイント高の4323.33で取引を終了した。アジアや欧州の株式相場が下落した流れを受け売りが先行。引き続きウクライナ情勢や中国の金融システムへの懸念も根強く、終日揉み合う展開となったが引けにかけてやや下げ幅を縮小した。セクター別では、公益事業や食品・生活必需品小売が上昇する一方で商業・専門サービスや保険が下落した。
栄養食品などのハーバライフ(HFL)はFTC(連邦取引委員会)からビジネス手法などに関して公式な調査を受けていることが明らかとなり急落。アパレルのエキスプレス(EXPR)は決算が大幅減益となり軟調推移となった。一方で決済システムのベリフォン・システムズ(PAY)は、強気の売上見通しを示して上昇。ドラッグストアのライトエイド(RAD)は、ゴールドマン・サックスが投資判断を引き上げたことで堅調推移となった。
ハーバライフに対しては大手ヘッジファンドが以前からビジネス手法の問題点を指摘しており、調査の行方に注目が集まっている。
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